私達人も天地自然に生かされて、
人力を尽くし、自分の運命を切り開きましょう!
2020・1・17人生の価値
[先を見るより後を見よ、後を見ながら今を見よ]
人生は振り返れば失敗の連続のような気分になる、ことがあります。しかも、同じことをくりかえすこともあります。
私は、父親の生き方と違う道を、高校生の時にぼんやりと考えたものです。それは、やがて批判と行動に繋がって行きました。
そして、意外にも周りから、あれは親父そっくりになったといわれもしました。本人の気持ちにお構いなしに、評価がひとり歩きを始めたものです。
そこを、みちびき救い出してくれたのが御神尊様です。人生の転機、山や川でいえば、分水嶺(ぶんすいれい)ということになります。
いま手にとっている本には、親に似るのは運命だ、と書いてあります。その運命は生まれながらにして与えられた、とあります。
しかし、それはあくまで環境、家族関係のことが発端です。それに現代では、遺伝子の作用もいわれています。
『過去の生き方』の根底には、親子関係がよこたわっています。
『明日を思いわずらう』より、家族関係を反省し、因果の流れをよくよくみつめることです。
『過去、現在、未来、の三世の流れを客観的に観る力』を備えるのも合掌の力です。
人生に起きる、様々なことを想定内で処理し、今をいかに生きるか、変化を求めらるのも末代のためです。