2020・5・19 天地の慈悲
[右は神 左は我と合掌の誠心ぞ 神宿るらん]
人生航路という表現があります。あの広い大海原、導くのは昔は太陽、月、星座などでした。
のちに羅針盤というものも導びき、現在ではGPSさえあります。
あるところに、島でハマチの養殖を手掛けている方がいました。
帰りに、港に見送りに行き『船を操るのすごいね』といえば、『何、車より安全』というのです。
『だって、道を踏み外すこともないし、信号もないから』と、あっというまに小舟に乗り移り波間に消えました。
どう見ても素人の私には、海の道がみえません。でも、船の人は見えているのです。
まさに人生航路ですね。
御神尊様は、人生航路の羅針盤として、数々の教えを遺されました。
『合掌を知らずに生きることは、神を知らざること』といい。
つまり天地の間に生き『生かされていることを、自覚する』ことなく嵐の波に揉まれ続けるだけです。
『合掌の右手は人、左は手は我れ』もはや合掌の姿そのものが誠意のあらわれでしょう。
こんな生き方が出来る私達は、なんて幸せなんでしょうか。?やります!