🔴23令和5年4月11日実践心学
[陰と陽のはざまの祈りを知る]ライン日記
昨日は遍路にふれましたが、遍路は歩くことに集中することで、苦悩は薄紙を剥ぐように消えていくものです。
その遍路も、初心忘るべからずといわれながら、やがて慣れが心の緩みを生み、地元のお接待の慈悲で生活するひとがでてきます。
私は遍路の旅路で、地元の慈悲に溺れて人の情けにすがるだけに堕ちた遍路に出会うこともたびたびでした。
遍路には目的、願いがあります。ふたたび社会に復帰の祈りは陽の祈り。家庭をすて、犯罪を犯しながら隠れ蓑にする、遍路は祈りなき陰の祈り。遍路も天地に祈るものだけが、ひかりの道に出会うことになるのですね。やります!