31・3・18、病と生活 [心悩めば、肉が病む]
ある方が、坐骨神経痛と診断されました。働きすぎで、過労が原因と思っていました。
ところが、御神尊様は、『心が運命を支配するのであるから、心悩めば、肉病む』そして『健全な精神を持つことによって、肉体も健全になる』と教えられ、『心と生活の仕方に改善』を求められました。
その方は、自己中心で、よく物を考えなかったので、人間関係の対立は抜き差しならない状態に、立たされることがありました。しかも、不眠不休の生活で、家族を養うために憑かれたように働き、遊びも趣味もなく、堅いことが、真の人間らしさと思っていました。
しかし、この道に出逢い、とにかく家族の為にも、健康を取り戻さなければならない。
どう生活にいかすのか? 自分自身を見つめました。
相手の立場におきかえ、相手の身になって考えてみる事から始め、相手は自分のすがたの鏡と思えるようになりました。
そして
❶仕事に捉われず、家族と対話のゆとりを持つ。
❷仕事は何でも、1人でやろうと力まず、人の能力も素直に認め、人を活かす。
❸今やれる事から、ひとつずつかたずけ、残りは明日でもと、のんきにかまえる。
要するに、仕事と休息のバランスを上手にとる。と、おしえられたのです。そこから、人生観はかわりました。
薄紙を剥ぐように、健康を取り戻しました。言うまでもなく、
祈りと奉仕で、家族や人様への心使いを重ねていきました。
病いと性格の問題も、朝の言葉に潜在しています。