31・2・21、[人を恨まず、許して生きよ]
ある方のことを、思い起こしました。
九州の山間部に住むその方は、当時、生活用水を断たれ事で、他家の人を18年の長い間、責め咎めました。そしてついには、相手を殺して、自分も死のうかと、追い詰められました。なにしろ家族6人が、次々と病に倒れたのです。
初めて、道の話を聞かれた時、鉄鎚で頭を打たれた衝撃を受けられました。
『人間の病み患い、悩み苦しみの暗い運命』は、『人を責め、恨み、妬たみ、怒ったり、と荒んだ心に原因』があり、
『事情に囚われず、常に和やかで、明るく、優しい状態に心を保つ』こと。
これ以外に『運命を開く道はない』といわれ、『心が運命の一切を支配している』ので、その心を、『とがめず、囚われず、憎まない』ようにと努めました。
そのような中で、[人を恨まず、許して生きよ]と、御神尊様のお諭しを頂き、生きがえりました。
相手から、どんなにされようと、すべてを許し、和解の生活を努力するうちに、家族は元気に立ち上がり、明るい生活を取り戻して、行くことができました。
そしてさらに『6月20日、瑞の祭典の日』に前後して、庭先をボーリングしたところ、なんと、コンコンと水が湧き出てきたのです。許すところに、天地は繋がるのですね。