31・2・28、人格と運命 [人間には、誰でも長所と短所がある]
『人と仲良くする』ということは、どんなに生活を楽しいものにするか、今さらいうまでもありません。『問題はどうしたら、仲良く』なれるかです。
人間には妙な癖があって、美談よりもスキャンダルを好み、人の陰口に興味を持ちたがるのです。
ところで、この言葉は[幸福、健康の道は、相手の長所を見て日暮することなり]と続きます。
つまり、『相手の美点を見て暮らす、』というわけです。
しかし、相手を善しと思わず、相手の欠点を憎み嫌い、どうしても、相手に反省してもらわなければ、と思うのが人間の常である。
しかも、欠点だらけの相手に比べれば、少なくとも自分はより優れた人間だと考え、さらに、相手を責めたり軽蔑したりします。
相手も人、その気で見れば、必ず良いところがあるはず。
それなのに、『良い悪いを、好き嫌い』にすり替えるからいけないのです。
欠点はすぐ目に付く、これをけなすことは易いけど、そこから不和がうまれてきます。
相手の『美点を見つけて、褒める』ことは、『相手をよろこばせ、自信を持たせ、』しかも、『自身の心を浄化する』ものです。
ほめることは、けっしておせじではない。『美』そのもの。
人間関係は、人倫の水平的展開です。
思いを新たにして、たがいの『美』を再発見することが、円満な日暮らしの秘訣です。