「ひとつひとつの場所に・・・そしてひとつの場所に」 2007-05-11 19:17:15 | 流水子 植物園の一番奥に、小さな遊具のスペースがあった。その一角、ペンキの剥げかかった青いブランコが一対、風に小さく揺れていた。 心の隅に引っかかる魚の小骨のような想いが、チクチクといつまでも刺さっている。それはこの繋いでいる手を通して、彼も同じように感じているはずだった。 「ブランコに乗ろう。」 繋いでいる手をひっぱるように、ブランコに向かって歩き出す彼。少し小走りになりながら、私は黙って彼について行っ . . . 本文を読む