『 残る熱 』 2010-07-10 18:11:16 | 流水子 「あっ、」 乱れた呼吸の整ったころ、ベッドの上にゆっくりと起き上がった彼女が、自分の顔が写りこんだ鏡を見て小さく声を上げた。 「何?」 彼女を後ろから抱きながら、鏡の中に二人の顔が並ぶように彼女の肩ごしに鏡をのぞきこんだ。 「私・・・、私の顔・・・」 自分の顔を見ながら、何かを言いかけた。 「さっきよりすごく綺麗だ。色っぽい顔になった。」 彼女の耳元でそっとつぶやき、彼女のその細い首筋に唇を這わ . . . 本文を読む