66年目の新事実

11:18am。無事手術は終わった。
父のヘルニア（脱腸）の手術。
「○○さんのご家族の方、終わりました。一緒に病室に帰ります。」
母は、仕事で手が離せなかったため、来なくていいとは言っていた父だが、都合のつく私が手術に付き添った。
手術室からベットに乗せられてでてきた父。下半身麻酔のため意識もはっきりしている。話もできる。
ふと、父の頭の上に貼り付けられてメモが目に止まる。
『○○○○　血液型　A（＋）』
？？？？？？？
A型？
何？A型？
ちなみに私はA型です。まちがいなく父の子です。
病室にもどり、
「おとうさん、いつからA型になったの？」
「何？A型？おれA型かぁ？？」
「だって、ここにそう書いてあるよ。手術の確認だから確かだとおもうけど・・・」
「今まで、A型だといわれたことないよねなぁ。」
「最初AB型だったよね。そのあと検査したときO型になって。。今回A型。」
「だよな。」
「あと５年ぐらいたったらB型になるかもよぉ。」

ずっと父はO型、母はA型。
私は、AOのA型だと信じていました。

今回の新事実に基づき、ひょっとしたらAAのA型なのかも。。。
って、私の血液型はどっちにしてもかわらない。

本人のしらなかった新事実に、家族は大爆笑？
いえ、妙な納得。