信頼とはいったいなんなのだろう?
求めあうもはいったいなんなのだろう?
「人生の最悪の年」
そう吐き捨てた知り合い。
運が悪いとしかいいようがなかった、起こしてしまった交通事故。
同棲を解消して戻ってきた長女。
家を飛び出した二女。
三女をつれて、出て行った奥さん。
学校へ行かなくなってしまった三女。
家族のために、自分のために積み上げてきたものは、
ボロボロと音も立てずに、砂の城のように崩れていった。
吐き捨てた言葉は、戻らない。
悲しいのか?
苦しいのか?
何も思いたくはない。
同情もない。
憐れみもない。
それは、彼を否定することになるから。
いったい何のために今こうしているのだろう。
いいじゃないか?
ただ、受け入れるだけ。
それができない。
言葉はどこに。
想いはどこに。
慈しむこと。
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