朝焼けを見るために

神様からの贈り物。一瞬の時。

父の日

2005-06-19 08:35:28 | 徒然に
「間違いなく、お父さんの子だね。」
何を言い出すのかと思えば、母はそう言う。
「よかったぁ。この年になって、あなたの父親は違う人だと言われても困るもの。」
そう茶化しておく私。
ほんの少し本気だけど。
やることなすこと、思うこと、父と私は似ているらしい。
いや、似ている。
「そんなに似ているのに、どうして仲がいいんだろうね。」
と母は言う。
似ているから仲がいいのか・・・
たぶん父が私をいまだに溺愛?し、
私がいまだに、ファザコンだからだろ。
べったりの親子というわけではない。
もちろん衝突だってするし、
その昔は、ぼこぼこにされたことだってある。
それでも、親子だから愛しあっている。
本当は、もう好きなことだけをして、
悠々自適な生活をおくってもらいたいと思うのだけど、
様々な事情がそうはいかない。
今になって、心労も増えることが度重なり、
娘として、心苦しいことばかりがあるが。
少しでも少しでも、笑って笑って日々暮らせていって欲しいと願うばかり。

怖い、大きな父さんは、
ちょっぴり小さくなり、
頑固親父は、好々爺になってしまったけれど。
元気で、いつまでも母と喧嘩しながら、
父らしく過ごしてほしいなと、父の日にも思う。

毎日、顔はみているけれど、
ちょっぴり美味しいお酒でももって、
美味しいシュークリームももって、
今日は、父の顔をみよう。


「お父さん、いつもありがとう。」



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