オバラです。皆様3連休はいかが過ごされましたか?私はただでさえ週7授業があるのに、つい事務仕事をしてしまった小心者です。なぜ堂々と休めないんでしょう?
さて、小学生の油絵紹介もいよいよ大詰めです!

祐梨子 4年 真凛 5年 なつめ 5年 一志 1年(不透明水彩)
祐梨子 昨年のスイスの風景画で、南澤先生に「激しい嫉妬と羨望の狭間で発狂しそうになる」と言わしめたのを覚えている方もいるでしょう。ジョウロなどを見ると、デッサン力・描写力が増したのがわかりますが、素朴なあどけなさも残り、この大人と子どもの感覚が混じった絶妙な仕上がりは南澤先生でなくとも惚れ惚れしてしまいます!それに加え、このあっけらかんと明るい色彩センスと自然物の柔らかく優しいフォルムの相乗効果で、夏に柑橘系のゼリーを食べているような爽快な気分。
真凛 なかなかシャープに描けない初めての油絵に振り回されながらも、むしろそれを楽しむかのようにのらりくらり制作していた真凛。どんなハプニングも“カエルの顔に水”で受け流せるので、きっとこれからの人生で辛いことや悲しい出来事に対峙しても、思い詰めることなく嵐は過ぎ去り、「この間のはちょっと強い雨位だったよ?」と平然と言いそうです。他人を羨んだり、憎んだりする感情は一生知らぬまま生きていくと予言しているかのような、とぼけた表情の小鳥達。
なつめ 最近グッと大人になったなつめ。おしゃべりしながら鬱陶しくまとわりついてくるのが微笑ましかった過去なんか、まるでなかったかのような作品になりました。ソツなく美しくまとまりながらも、ひまわりの生命力・熱帯魚への愛情が伝わります。しかし「元気な絵じゃなくてきれいな絵にしたいの。」なんて背伸びしたら、途中ものすごく淋しい絵になってしまって、慌てて色味を増やしました。大人への憧れが強いと、誤解もありますね。どうすれば大人に見えるかなんて、簡単にはわからないんですから。
一志 幼児クラスから小学生クラスに上がって初めて描いたこの作品。しかも生まれて初めてしっかり描いた水彩画です。1日で一つの作品を作っていた幼児クラスとは違い、2ヶ月近くも掛けて1枚の作品を描くのでものすごく大変そうに見えました。いつ音をあげるかとハラハラしていましたが、根性とプライドの高さでここまで仕上げてきたので大したものです。偶然の産物と言ってしまえばそれまでですが、ストライプの布のにじみ、水槽に映り込む屈折、植物の下地にチラリと見えるアクリルの赤、サザエの刺、参りました。

椋太朗 3年 健之祐 3年 優希 6年
椋太朗 上から見た構図が新鮮ですが、なぜ他の子の邪魔にならずここから描くことができたのか?暴露してしまいましょう!(椋太朗ゴメン) ①遠くから車で送り迎えしてもらっている椋太朗がGWに間違えて来てしまい「今日は休み!」と追い帰す訳にもいかず、描き初めにプライベートレッスン状態になってしまった。 ②涙目を私に見られたくなくて上から覗き込む構図になってしまった。 という理由です。絵の良し悪しは構図で決まる、と言われるのが良くわかる見事な配置。教訓 祝日も働け
健之祐 真面目さと美しさが比例するという、珍しい成功例の一つです。真面目な人は美しいですが、真面目な描き方はつまらない作品になる場合がほとんどです。ではなぜ健之祐は何度見返しても新しい発見がある面白い絵が描けたのか?常識に縛られない素直な目で透明なガラスの色を見付けようと真面目にコツコツ努力したからです。尊敬に値します。
優希 いつものんびりおっとりマイペースに見えるのにきちんと筆は動かして、忙しなくしゃべり続ける友達の話しもちゃんと聞いては、ぽやんとした口調で鋭いツッコミを入れる優希。さながら3人の名前を同時に聞き分ける最新アシモ君のようです。作品もまさにその通り、全体的にほんわかしているのにシャープな決め技が効いている。柔らかい黄緑の背景に、ひまわりと接する部分だけビビッドなターコイズとビリジアンを入れるなど、隠れたスパイスが爽快です。
さて、小学生の油絵紹介もいよいよ大詰めです!

祐梨子 4年 真凛 5年 なつめ 5年 一志 1年(不透明水彩)
祐梨子 昨年のスイスの風景画で、南澤先生に「激しい嫉妬と羨望の狭間で発狂しそうになる」と言わしめたのを覚えている方もいるでしょう。ジョウロなどを見ると、デッサン力・描写力が増したのがわかりますが、素朴なあどけなさも残り、この大人と子どもの感覚が混じった絶妙な仕上がりは南澤先生でなくとも惚れ惚れしてしまいます!それに加え、このあっけらかんと明るい色彩センスと自然物の柔らかく優しいフォルムの相乗効果で、夏に柑橘系のゼリーを食べているような爽快な気分。
真凛 なかなかシャープに描けない初めての油絵に振り回されながらも、むしろそれを楽しむかのようにのらりくらり制作していた真凛。どんなハプニングも“カエルの顔に水”で受け流せるので、きっとこれからの人生で辛いことや悲しい出来事に対峙しても、思い詰めることなく嵐は過ぎ去り、「この間のはちょっと強い雨位だったよ?」と平然と言いそうです。他人を羨んだり、憎んだりする感情は一生知らぬまま生きていくと予言しているかのような、とぼけた表情の小鳥達。
なつめ 最近グッと大人になったなつめ。おしゃべりしながら鬱陶しくまとわりついてくるのが微笑ましかった過去なんか、まるでなかったかのような作品になりました。ソツなく美しくまとまりながらも、ひまわりの生命力・熱帯魚への愛情が伝わります。しかし「元気な絵じゃなくてきれいな絵にしたいの。」なんて背伸びしたら、途中ものすごく淋しい絵になってしまって、慌てて色味を増やしました。大人への憧れが強いと、誤解もありますね。どうすれば大人に見えるかなんて、簡単にはわからないんですから。
一志 幼児クラスから小学生クラスに上がって初めて描いたこの作品。しかも生まれて初めてしっかり描いた水彩画です。1日で一つの作品を作っていた幼児クラスとは違い、2ヶ月近くも掛けて1枚の作品を描くのでものすごく大変そうに見えました。いつ音をあげるかとハラハラしていましたが、根性とプライドの高さでここまで仕上げてきたので大したものです。偶然の産物と言ってしまえばそれまでですが、ストライプの布のにじみ、水槽に映り込む屈折、植物の下地にチラリと見えるアクリルの赤、サザエの刺、参りました。

椋太朗 3年 健之祐 3年 優希 6年
椋太朗 上から見た構図が新鮮ですが、なぜ他の子の邪魔にならずここから描くことができたのか?暴露してしまいましょう!(椋太朗ゴメン) ①遠くから車で送り迎えしてもらっている椋太朗がGWに間違えて来てしまい「今日は休み!」と追い帰す訳にもいかず、描き初めにプライベートレッスン状態になってしまった。 ②涙目を私に見られたくなくて上から覗き込む構図になってしまった。 という理由です。絵の良し悪しは構図で決まる、と言われるのが良くわかる見事な配置。教訓 祝日も働け
健之祐 真面目さと美しさが比例するという、珍しい成功例の一つです。真面目な人は美しいですが、真面目な描き方はつまらない作品になる場合がほとんどです。ではなぜ健之祐は何度見返しても新しい発見がある面白い絵が描けたのか?常識に縛られない素直な目で透明なガラスの色を見付けようと真面目にコツコツ努力したからです。尊敬に値します。
優希 いつものんびりおっとりマイペースに見えるのにきちんと筆は動かして、忙しなくしゃべり続ける友達の話しもちゃんと聞いては、ぽやんとした口調で鋭いツッコミを入れる優希。さながら3人の名前を同時に聞き分ける最新アシモ君のようです。作品もまさにその通り、全体的にほんわかしているのにシャープな決め技が効いている。柔らかい黄緑の背景に、ひまわりと接する部分だけビビッドなターコイズとビリジアンを入れるなど、隠れたスパイスが爽快です。