モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

合格!中学生の受験戦争

2018-03-13 18:46:55 | 学生

中学3年生ー4人の構成デッサン / 鉛筆  

川崎市立川崎総合科学高等学校デザイン科に、見事4人全員が合格しました!今年はミオスから4人も私の後輩が生まれて嬉しいです!
ちなみに左下のマスクと杉の木の立方体は、受験で描いた合格再現作品です。4人全員に再現作品を描かせましたが、一番点数が高かった子の作品だけ載せてみました。85点だったそうです。2年前から受験の点数が公表されるようになりましたが、私が受験した時代(6年前)はその制度はなかったので、自分の点数が凄く気になります。
こちらの高校、なんと90分でこの構成デッサン(一人ずつモチーフをもらい、自分で置き方・構図を決め描く)を仕上げなければなりません。可哀想ですが厳しく指導しなければ、ここまでの集中力と完成度にはならなかったでしょう。ラストスパートは小原大魔王先生に「一度言われた事は1回で覚えろ!何度も同じこと言わせんな!」「やる気あんのか?」と、某レスリングコーチの指導の如く怒られていました。(100%事実です)私が受験した時代とは入試形態が随分と変わっていますが(前期試験、後期試験と受験チャンスが二回ありました)、デッサンの実技試験は変わらず実施されています。それだけ重視されているのですから、アトリエでもビシバシ指導しています。

私も川崎総合受験の時はアトリエに通い、彼女達と同じように試験対策をしていました。毎年、受験対策用のモチーフを前に机に向かうアトリエの受験生の背中を見るたび、その時の記憶がぼんやりと思い出されます。なので、自分がどんな事に苦戦していたかを思い出しながら彼女達に指導していました。全員揃って合格する事が出来、本当に良かったです!

左の靴のデッサンは女子美術大学付属高等学校に合格した中学生の作品。(右は中学生達の受験が終わって合格発表までの間に、息抜きの遊びで描かせた、リアル絵具。左が本物で右がアクリル画です。)私は現在女子美の大学生なので、こちらの学生も私の後輩と言えるでしょう。まだまだデッサンにも詰めが甘い部分もありますが、合格を掴み取った環境でこれからどんどん技術を磨いていって欲しいと思います。

毎年ミオスで後輩が生まれていくのを嬉しく思います。アトリエでは学校の課題の相談も受け付けているからね!(私以外の先輩もいるし!)みんな受験お疲れ様でした!   大竹

コメント
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