木曜小学生クラスの杉本です。小学生クラスでは今月のカリキュラムの風景画『住吉神社の写生』が着々と進み、寒い中スケッチした甲斐もあり素晴らしい出来栄えで完成に近付いておりますが、火曜・木曜の小学生の先月の課題『紙立体の作品』をミックスしてご紹介し、遅ればせながら書かせて頂きます。
この授業で、L字工(ブログ「紙の立体造形」にて解説)を学び、工作マスターにまた一歩近づいたミオス小学生たち。おそらく普通の小学生に「紙で階段を作ってね」と言ったら、紙をギザギザと折り曲げて完成!となってしまう子が多いでしょうが、みんなの階段はL字工で立体的にとても丈夫に出来ていて、安心して登れそうでした。これは夏休みの工作でもぜひ活かして欲しいです!
これで工作は怖いもの無しと言いたいところですがしかし!工作マスターになるために大事なことがもう1つ!ずばり糊について!
しっかりくっつけたいという思いが強すぎてボンドを大量に出してしまい紙がデロンデロンになる事件がちらほら…(特に低学年の子がやってしまいがちです。手の力が弱く、ボンドを上手に絞れないというのもあります。)頑丈に引っ付けたい気持ちはすごくわかる!でも実は糊が強くひっつくようになるのは乾く直前なのです。だから大量に出すとその分乾くのが遅くなって、ずっと押さえていないいけなかったり、外れてしまって他の部分に糊が付着して、見た目が汚くなってしまうことがあります。ボンドの減りも早くなってしまいます。
次の工作では言われる前から、まず糊下紙にボンドを絞り出し、指で糊を少量すくい、薄くサッと塗ってサッと乾かして、みんなの個性が爆発したかつ頑丈な作品を作っていきましょう!!目指せ工作マスター!!