
どうも岩田俊彦です。
今回は土曜午前クラスの麻場さんの作品。草原の中に花が咲き、飛んでいる蝶を見ながら鹿がゆっくりくつろいでいる、そんな桃源郷のような風景です。
最初は、「白い花と鹿の写真を画面の中で組み合わせフワッとした絵を描きます。」と仰って早一年。ご自身でも想像しえない位の時間が経過しましたが素晴らしい作品へと昇華しました。
初めは単調に見えていた左右の花達、麻場さんが仰っていたようにふんわりした柔らかさを湛えながらも葉っぱの隙間にフッと手が入っていくような空間がとても美しいです。
更に手前のややピンク味がかったバラ達は、当初の予定を変更しようと計画。ご自身でバラをあらためて取材しそれを取り込んだのです。
その行動力とコツコツ描きつ続けていくバイタリティーは並大抵のものではありません。
紆余曲折を経て、自分の納得のいく作品に仕上げた麻場さん、これからも自信を持って制作を続けていって下さい。