会話カード&老人の友人に対する至福 Bless for an old man's friend&珍しい梨

2023年09月30日 21時58分30秒 | 介護

 今日でもう9月も終わりかと思うと、本当に月日の経つのを早く感じます。

それにしても、まだまだ暑いです。

連日31℃近くあります。

 

 

 今日の朝顔は20輪咲いてくれました。

相変わらずくしゃくしゃですが

 

 

 

 

 

 

 

 

 今朝は母がぐっすり眠っていました。

概ねそうですが。。。

今日は一日不調でした。

 

 

 今朝の果物

母も同じものでジュースを作ります。

果物だけでも250~300ml、出来ます。

牛乳を加えたら400ml以上。

そして、パン3個(バター入り黒糖パン)&カフェオーレ

 

 

 

  昨日文具屋さんで買って来たこれ

母が入れ歯を最近入れませんし、何を言っているのか聞きとりにくいので、聞き返すともう面倒くさいと思うのか「もういい」と言います。

そこで諦めたらよくないと思い、伝える努力をしないといけないと話しました。

そして、カードを作ることにしました。

「ティッシュがほしい」「お茶がほしい」「電話をかけてほしい」など母と話しながら、言いたくでもなかなか通じないことを書いて、相手がわからない場合は見せるように。

名付けて「会話カード」

 

 

 今日は13時半から看護師さんが来て下さいました。

我が家への訪問は最近何度か2人でいらしたことはある方ですが、今日は1人で来られましたので、心配そうでした。

でも、午後は我が家だけだったのか、2時間以上も居て下さいました。

そして、看護師さんとして一番の懸案事項だった「摘便」をして下さって、ほっとされたようでした。

今は下剤関係も全く飲んでいません。

パーキンソン病のみですので、本当にお薬が減り飲ませやすくなりました。

 最近の母はよだれが出て大変な状態です。

口の中に違和感を感じるので絶えず触っていることに加えてこのよだれ。

多くのティッシュを使ってはべとべとにして、そこらあたりに落とします。

前は小さめのタオルで拭いていたこともありますが、今は普通のティッシュか歯みがきティッシュ。

そして、顔もすごい表情。

これもパーキンソンの症状のようで、振戦が収まったかと思いましたら、今はこれ。

パーキンソンで死ぬことはないと言いますが、血圧のアップダウン、体調のアップダウンの激しさは半端なし。

その上、今はいつ誤嚥するかとひやひやです。

これって(高齢で老衰とかではなく)、もう素人の範疇を超えているのではないかと思ったりしました。

 夜はハンバーグがいいと言いましたので作りました。

ソースにはワインや玉葱、林檎、その他いろいろのソースや香辛料を入れ、ミキサーにかけたものがこれ

結構クリーミーにしたつもりでしたが、アップで撮ると残渣が・・・

最初は美味しいと言って食べていましたが、ほどなく飽きて、NOというしぐさの素早いこと

そして、もう顔が歪んでしんどそうなのでベッドに連れていきましたが、そこら中べたべたのティッシュが・・・

お薬の匂いなのか、変な匂いも充満。

はぁ。。。と思い、「これで母が誤嚥性肺炎で死んだら、後悔しても仕切れない。もう素人の範疇を超えているのではないか」

母が「ごめんねぇ」と言いました。

もしかして初めて聞いたかも。

「謝ることじゃないから謝らなくていいけど、心配だわ」と私。

その後、母は眠りました。

静かに寝ていると「呼吸している」と気になるので見に行きます。

その後、お風呂の中で反省。

こんな介護でいいのかということもですが、やはり、私の指針としているあの言葉が思い出されて。

 

 

老人の友人に対する至福 Bless for an old man's friend

(英語は以前英語の先生に直して頂きつつ私が訳したものです・・・かなり怪しいかも)

 

私のよろける足どりと、ふるえる手を、理解してくれる人は幸いです。
Blessed are the people that understand my staggering foot and my hand's trembling.

 

私の耳は、人のいう言葉を聴きとるためには、大きな努力が必要であることをわかってくれる人は幸いです。
Blessed are the people who understand that great effort is necessary to hear the words of other people.

 

私の目はうすくなり、私の行動はのろいということを善意のうちにわかってくれる人は幸いです。
Blessed are the people who understand in good faith that my actions are slow and my eyes are growing thinner.

 

私がコーヒーをこぼしても、かわりない平静な顔をしてくれる人は幸いです。
Blessed are the people whose calm face does not change even though I spill my coffee.

 

しばらく立ち止まって、明るくほほ笑みながら、おしゃべりをしてくれる人は幸いです。
Blessed are the people who stop for a while and talk with a bright smile.

 

「今日はその話を二度も聞きましたよ。」と、決して言わない人は幸いです。
Blessed are the people who never say "I heard that story twice today."

 

楽しかった昔を取り戻す方法を、知っている人は幸いです。
Blessed are the people who know how to bring back the joy from long ago.

 

私が愛されており、ひとりぽっちでないことを、教えてくれる人は幸いです
Blessed are the people who taught me that I am loved and not alone.

 

私には十字架を荷なう力がないことを、わかってくれる人は幸いです。
Blessed are the people who understand that I am not strong enough to carry the weight of the cross on my shoulders.

 

愛情深く、人生の最後の旅路の日々を、なぐさめてくれる人は幸いです。
Blessed are the people who will with love celebrate the last days of my life's journey.

 

 

<老人の友人に対する至福 (幸いな人)>
(桐生聖フランシスコ修道院 ブレビアン・ウォルシュ神父作)

(Written by Kiryu St. Franciscan Monastery Fr, Brevian Walsh)

 

 

改めて読んでみて、無理

出来ていないことだらけです

なんてほど遠いことか。

 

 

 

 

 八百屋さんでこんな梨を売っていました。

牛窓の梨なのですが、世界で7本しか木のない名前のない梨。

とても美味しいと言われましたので、一回り小さなものを買って帰りました。

今日は食べるタイミングを逸しましたので、明日の朝、食べようと思っています。

 

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】2023.0930

 

強かったり、面白かったりする人生が開ける

 

人生の中では幸運に思えること、
不運に思えること、
いろいろな出逢い、出来事がありますが、
それを受け入れて進むことによって、
より強かったり、より面白かったりする
人生が開けるんだなということを、
最近しみじみと感じているのです。
━━━━━━━━━━━━━━
浅川智恵子
(日本科学未来館館長/IBMフェロー)
○月刊『致知』2023年10月号
朝特集「出逢いの人間学」【最新号】より
━━━━━━━━━━━━━━

●全盲というハンディを克服し、
日本科学未来館館長として
日本の未来を拓く浅川智恵子氏の歩みはこちら

日本科学未来館館長の浅川智恵子氏は、
IBMフェローとして
アクセシビリティの研究もリードしています。
14歳で失明。IBM入社後は、
ウェブ上の文字情報を音声で読み上げる
「ホームページリーダー」など
時代の流れを大きく変えるソフトを開発してきました。
「諦めなければ道は開ける」を信条として
いまも前進を続ける浅川氏に、
失明という試練や師との出逢いによって
切り拓いた人生を振り返っていただきました。


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8 コメント

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Unknown (yumihon53951003amth)
2023-09-30 23:43:42
ピエリナさん💕
〈 老人の友人に対する至福 (幸いな人)>
思い返せば、このお言葉っピエリアさんのブログに 私は出会ったような気がします
このような態度 目指したいと思います

お母様が少しでも苦しくない お祈りします
返信する
Unknown (里の山河)
2023-10-01 05:58:58
おはようございます。

私も出来ていない。ついつい早くしろ!と苛立ってしまう。

桐生聖フランシスコ修道院は、近くです。修道院の中は入った事はないですが、芝の上で横になって時間を過ごした思い出しがあります。デートスポットでした。
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Unknown (1948219suisen)
2023-10-01 06:05:12
私はだんだんこの「老人の友人」になりつつあります。これからは人様から労っていただかないといけなくなるかもしれません。この間まで義母や実母の世話をしていた私が…。

ピエリナさんのお母様が安らかにいられますようお祈りさせていただきます。
返信する
真庭の魔女さんへ (ピエリナ)
2023-10-01 09:31:15
おはようございます、魔女姉さま(^^)/

そうだったのですか。
ですから、出逢って早々にきゃらぶきを母に送りたいと言って下さったのですね。
ありがとうございます。

なかなかこのように生きることは難しいですが、反省する指標となって、又、新たな気持ちで関わろうとしますから、それでいいとは言いませんが、人間ですから仕方がないなと思いつついます。

いつもありがとうございます
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里の山河さんへ (ピエリナ)
2023-10-01 09:40:47
おはようございます、里の山河さん(^^)/

同じですよ~。
なかなか難しいです

ところで、この修道院のお近くにお住まいですか。
私はここへ泊まらせて頂いたことがあるんですよ。
もう30年以上前になるかも。
東北への帰り道に泊めて頂いたのですが、フランシスコ会は底抜けに明るいな~と思いました。
無料でしたので、気持ち分、お渡しして帰りました。
デートスポットですか
知りませんでした~。
本当に懐かしい思いにしばし浸らせて頂きました。

コメント、ありがとうございました

追伸
4日が聖フランシスコの祝日ですから、修道院ではお祝いですよ。
近くだったら行きた~い
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水仙さんへ (ピエリナ)
2023-10-01 09:46:03
おはようございます、水仙さん(^^)/

私も「老々介護」ですから、同じように感じます。
私の中では、この詩の次に続くのは「人生の秋に」で紹介されている「最上のわざ」です。
今日、続けて又、紹介させて頂きますね。

水仙さんとは高知と川西繋がりですね。
いつもありがとうございます
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会話カード (storyteller)
2023-10-01 12:04:39
会話カードはとても良いアイディアですね!
誤嚥、心配でしょう。その施設に言語聴覚士がいれば、専門的なアドバイスをもらえると思うのですが。

Blessed are the people who never say "I heard that story twice today."

ああ、これ耳が痛いです!わたし、言っちゃいます。止めなければ!
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storytellerさんへ (ピエリナ)
2023-10-01 14:20:48
こんにちは、 storytellerさん(^^)/

ありがとうございます。

ショートは基本、「一時預かり」みたいな形なので、何にもないんですよね。
このあたり、政府も見直してくれないかなあと思っています。

でも、退院後のここ2回ほど行った2つのショートのうちのひとつはクリニックの中になりますので、リハがあり、スタッフの方々が嚥下の訓練もして下さっているようです。
ありがたいです。

なかなか忍耐強く、あの詩のようには接することは難しいですよね
この詩を戒めにして、気が付いたら次回から気を付ける。
それがやっとです

storytellerさん、コメントをありがとうございました
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