紙風船抱え富山の薬売り
老人に薬多量に処方され
過ぎたる薬及ばざるごと
・・・・・・・・・・・
神の怒りを買い、今まさに大蛇に絞め殺されようかという場景だ。
にもかかわらず、その大理石像はなぜ断末魔の悲鳴を上げていないのか。
芸術史に名高いギリシャ神話に題材を取るラオコーン像を巡る論争である。
18世紀のドイツの美術史家ビンケルマンは古代ギリシャ期の作品とする論考を発表。
ところが、思想家レッシングはギリシャ彫刻に特徴的な感情の表出がなく、ローマ帝政期のものだと異論を唱えるなど長年の論争の的となった彫像だ。
美術史と異なる視点で一刀両断したのが、19世紀ドイツの哲学者ショーペンハウアーだった。
絵画や彫刻は美を損なわずには悲鳴を表現できないから、悲鳴を上げていないのだという。
芸術のためには神話の人物も声を上げるわけにはいかなかったのである。
こちらは感染防止のため、発声がはばかられたコロナ禍であった。
政府の基本的対処方針が変更され、スポーツや音楽イベントの声出しが事実上解禁された。
マスク着用が求められるとはいえ、人数制限なしでの声援を待ち望んだ人は多いだろう。
だが、未解明のことも多い疾病である。
油断することなく、感染防止に注意を払いたい。
ラオコーンはトロイの木馬のからくりを見破った神官だった。
ギリシャ軍が放置した木馬を戦利品として城内に運び込んだ民にラオコーンは警告したが、聞き入れられない。
慢心が招いた亡国の教訓だった。(北海道新聞卓上四季2023.2.15より)
・・・・・・・・・・・
声を上げるのが正しいか否か!?
それより、慢心を起こさないよう戒める気持ちは持ち続けるのが良いでしょうね。
自分の命は自分で守ることが大切です。
~~~~~~~~~~~
昨日は母にミニ胡蝶蘭を届けました。やっぱり、お花をあげて良かったようです。
ところで、ひと月くらい前から左足首というか足の甲というか、一日に何度もギリーッと痛くなりどうしたのかと思っていました。
傷みも10数秒なのでそんなに長くはないのですが涙が出るくらいの痛さです。
家族でどこの病院へ行ったらよいだろうかと話し合っていましたが、ちょっと待てよと思って思い返してみると、丁度肩こりの薬を飲み始めた頃からでした。
一昨日筋トレに行ったとき足がつけないくらいの痛みが襲ってきましたが、5分位で傷みが無くなり通常に戻りました。
私は左足をよく怪我していて捻挫は勿論、骨折も左足首から下の甲、指の付け根と何度か骨折していました。
そんな古傷が頭をもたげて来ていたようです。
肩こりの薬を飲むのを止めたら古傷も出なくなりました。
薬は毒だという話もありますが本当にそうですね、気をつけなければと思いました。