もこにゃんとばあば

もこにゃん もうすぐ八才(2015年生れ)
登場数は少ないですがヨロシク!にゃん

流されろ!

2023-02-19 05:11:56 | 俳句・短歌

やさしげな雨待ちをりて今日雨水

雨水から啓蟄になり土匂う

    鈍行列車のよふに近づく

 

・・・・・・・・・・・

四海(この世界)が困窮しては天から与えられた幸いも永く断たれる。

道徳の欠けた為政者が国家を治めれば災害が相次ぐ―。

1837年(天保8年)2月19日、大坂で起きた大塩平八郎の乱に際し大塩が訴えた檄文(げきぶん)の冒頭だ。

大坂町奉行所与力として役人の不正摘発に力を入れた大塩は、飢饉のさなかに賄賂が横行し民百姓が困窮する事態に憤った。

乱はその日のうちに鎮圧されるが、各地に一揆が広がり幕藩体制は揺らぐ。

時移り大阪が舞台の森友学園問題が発覚したのは6年前の2月。

「私や妻が関係していたとなれば、首相も国会議員も辞める」と述べた元首相は不幸にも帰らぬ人となったが、生前のインタビューを載せた「安倍晋三 回顧録」(中央公論新社)が物議を醸している。

森友問題は消費税増税を延期した「私の足を掬うための財務省の策略の可能性がゼロではない」。

財務省は当初から土地取引が「深刻な問題」だと分かっていたはずなのに「私の元には、交渉記録など資料は届けられなかった」。

自身は策略にはまった被害者と言わんばかりである。

決裁文書改ざんに関しても「改竄(かいざん)なんかするから、まるですごい底の深い疑惑があるかのように世論に受け取られてしまった」と人ごとだ。

末端の財務局職員が自殺したのを忘れたかのような言葉の軽さは徳に欠けていよう。

思わず檄文をつづりたくなる後味の悪さが残った。(北海道新聞卓上四季2023.2.19より)

・・・・・・・・・・・

まったくもう~ですね!

道徳のかけた為政者の思考は雨にでも流されてほしいものです。

以前のブログ覗いてみてください。 安倍晋三評伝 - もこにゃんとばあば (goo.ne.jp) 

~~~~~~~~~~~

太陽黄経が330度のときと(中央標準時2月19日 7時34分)定義されており、2023(令和5)年は2月19日が「雨水うすい」に該当します。

2月中旬以降は雪や氷が解けて水となり、雪が雨に変わって降るという意味合いからその名が付いているそうです。

日一日と太陽が上がってきているのを実感する季節でもあります。

特に私は朝方人間なので、早朝から起きて何やかや机上の仕事を片付けるタイプです。