今日はアンサンブルというスイスの会社のCDプレーヤーを紹介します。
これはCD専用プレーヤーです。日本ではSACDがかからないCDPはないというくらいにSACDを推進していますが、実はピックアップや回路等の問題でCDを聴くならCD専用機の方が音質的に有利なのです。
そんなことも意識しながらヨーロッパ製品はCD専用機がほとんどで、SACDの必要性を疑問視しているメーカーも多々あります。
その一つがアンサンブルのDirondoPlayerです。
ピックアップはフィリップス社のM2PROのCD専用メカ。
それをアルミ合金削り出しのマウントにリジッドに固定し、そのマウントを特殊な素材によってシャシーに固定。
CDは軽量なカーボンスタビライザーによって固定する方式です。
また、デジタル基板も全てハンドソルダーに徹していて、デジタルでの音質の妥協を許しません。
普通デジタル回路はLSIやチップなどのピッチの狭いパーツが使用されるため、ハンダ層を使ったりロボット実装するのですが、アンサンブルは幾日もかけて手ハンダです。
実はコレが非常に音質に影響があることが、このCDPを聴くことで納得せざるを得ません。
また、一見チャチに見えるシャーシですが、折り曲げや抜き打ちの精度が素晴らしい。
リアパネルはRCA端子などの振動に影響あるものは、リアパネルのみフローティング構造シャシーになっていたり、インシュレーターは傷防止のゴムに見えますが、数種類の減衰ゴムの中からCDPに相応しいものをチョイス。
それが証拠に、同社アンプやDACなどのゴム脚と形は全く同じなのですが、軟らかさが全然違い、専用に減衰を合わせていることが分かります。
デジタル製品もオーディオ製品になるとやはりハンドメイドが基本なんだなぁ~と思い知らされます。
オーディオ機器は、家電品などの工業製品じゃありません!
工芸品の一種だと思います。
これからのオーディオメーカーには、そういった製品作りを徹して欲しいですよね。
これはCD専用プレーヤーです。日本ではSACDがかからないCDPはないというくらいにSACDを推進していますが、実はピックアップや回路等の問題でCDを聴くならCD専用機の方が音質的に有利なのです。
そんなことも意識しながらヨーロッパ製品はCD専用機がほとんどで、SACDの必要性を疑問視しているメーカーも多々あります。
その一つがアンサンブルのDirondoPlayerです。
ピックアップはフィリップス社のM2PROのCD専用メカ。
それをアルミ合金削り出しのマウントにリジッドに固定し、そのマウントを特殊な素材によってシャシーに固定。
CDは軽量なカーボンスタビライザーによって固定する方式です。
また、デジタル基板も全てハンドソルダーに徹していて、デジタルでの音質の妥協を許しません。
普通デジタル回路はLSIやチップなどのピッチの狭いパーツが使用されるため、ハンダ層を使ったりロボット実装するのですが、アンサンブルは幾日もかけて手ハンダです。
実はコレが非常に音質に影響があることが、このCDPを聴くことで納得せざるを得ません。
また、一見チャチに見えるシャーシですが、折り曲げや抜き打ちの精度が素晴らしい。
リアパネルはRCA端子などの振動に影響あるものは、リアパネルのみフローティング構造シャシーになっていたり、インシュレーターは傷防止のゴムに見えますが、数種類の減衰ゴムの中からCDPに相応しいものをチョイス。
それが証拠に、同社アンプやDACなどのゴム脚と形は全く同じなのですが、軟らかさが全然違い、専用に減衰を合わせていることが分かります。
デジタル製品もオーディオ製品になるとやはりハンドメイドが基本なんだなぁ~と思い知らされます。
オーディオ機器は、家電品などの工業製品じゃありません!
工芸品の一種だと思います。
これからのオーディオメーカーには、そういった製品作りを徹して欲しいですよね。