今回、タクトシュトックが輸入するEPOSのスピーカーを展示して販売することに決まりました♪
当店なりの拘りの色々を試した結果、自信を持ってお客様にお薦め出来ること、この素晴らしいスピーカーを最大限にセッティング出来ることが色々見つかり、展示を決めました！
どう素晴らしいかといいますと、
まずこのスピーカーにはスピーカー自体の主張する音が無いことに驚きを感じています。
メーカーの音や素材の音がしないのはハイエンドスピーカーにも数少なく、音楽の音だけを感じる貴重なスピーカーだと思いました。
また決め手になったポイントの一つは、
現代のスピーカーにはあまり感じることのできない「影」を感じるんです。
高額なハイエンドスピーカーを含めてですが、スポットライトが煌々と当たっているような高解像度でリアルな素晴らしいスピーカーは沢山あると思います。
でも本来ならスポットライトが当たることで影が出来るはずなのですが、その影が少なく感じます。
でもこのスピーカーには「影」を感じるのです。
影があることでそれほど解像度が高く聞こえないんですがこれは相対バランスも関係していると思いますね。
複数の楽器や肉声などの音の重なりや残響音などが空間を通じてまとまって音楽となるのですが、あまりにも音それぞれにスポットライトが当たりすぎていると音はくっきり見えるのですが奥行きが無く平坦に聞こえたりきつく聞こえたりしますね。
私にとってこの内容はスピーカーを選ぶ際に大きなポイントとなる一つなんです。
影が少ないと音楽を聞いているというよりも音を聞いている感覚になるのでそのバランスを結構重視します。
影が出来ることで音像の立体感を出したり空間やステージの位置関係を感じることが出来るんだと思います。
このスピーカーはその光と影のバランスが絶妙にいい感じで、スピーカーの音を全く感じず音楽だけが鳴っているように聞こえるんです。
パッと聞いた感じは、「お！！！」という高解像度スピーカーみたいには驚きは特に無いんです。
オーソドックスでナチュラルなサウンドですが、聴けば聴くほどスピーカーの存在が無いことに気づきます。
逆にスポットライトがパーン！と当たったインパクトのある「おーーーー！！！」って高解像度的な音は、スピーカーの主張するサウンドであって音楽が主張するサウンドではないことに気が付いてきます。
スピーカーの音を聞きたいんじゃなくて音楽を聞きたいんだけどなぁ～としばらくたってから思ったりしたことありませんか？
専用スタンド付きでペア税込88万円でこのサウンドを出せるのはメーカーの意地を感じます。
現在はラインナップが全くなく、このES14Nのみというところもメーカーの強い意志を感じます！
ツィーターはアルミ合金にセラミックコーティングだそうですが、金属臭い音は微塵も感じません。
また、インクジェットモールドのウーハーも全く音色を感じませんし、エンクロージャーも特別な素材ではないのに鳴きを感じません。
また絶妙な大きさもいいですね。
2ウェイネットワークと3ウェイネットワークでは二乗倍難しいと言われていて、自分も経験上3ウェイは難しんだなぁ～と何度も感じたことがあります。
シンプルな2ウェイネットワークと少し大きめのエンクロージャーと18cmウーハーは他社でも成功例があるのでとても良いバランスだと思います。
定在波が発生しないよう平行する面を少なくしているエンクロージャー、ツィーターとウーハーのクロスオーバーのタイムアライメントの為と思われる少し傾斜させたバッフル、端子もバナナ専用なのは多分金属体積を減らすことで端子の着色を嫌ったかったからでしょう。
それらがスピーカーのキャラクターを嫌って音楽だけのキャラクターを大切にしていることが感じられます。
外観からはそのくらいしか分かりませんが、見た目は普通に見えますが色々拘りを感じます。
と、
語りだしたら止まりませんので（笑）、是非聴いてみてください！
常設展示しましたのでいつでも（本気な方は試聴ご予約を！）当店で試聴できますし私の憶測の語り（笑）を聴きにご来店下さい！
純正スタンドは細部に色々チューニングされていますね！
音を聞いて分かりましたし、高さは50cmがピッタリのようです。
木と金属の組み合わせなので組み立てには細心の注意が必要です。
後日、セッティングを詰めていってこのES14Nの能力を存分に引き出していけるよう色々試してみたいと思います。
当店でお買い上げいただいたお客様には、お部屋に合わせたセッティング説明書をお作りして最適な置き場所をご提案させていただきます。
また、ES14N SET（スタンドセット88万円税込）でお買い上げの方にはサービス特典を考えております♪
是非ご購入をお考えの方、お問い合わせください♪
