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海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

9月9・10日の高江の様子

2013-09-11 07:10:15 | 米軍・自衛隊・基地問題

 9日(月)、10日(火)は週明けということで、ヘリパッド建設業者が必ず来るだろうと警戒を強めていたが、高江のメインゲートやN4ゲート周辺、また山の方でも目立った動きは見られなかった。N4のヘリパッド建設現場でも工事は行われていない。先週から数名の作業員が基地内に入ったままなので、中で何らかの作業は行われていると考えられる。ただ、建設資材の搬入が滞ることで、現場での作業が思うように進められない状況が作り出されている。

http://www.youtube.com/watch?v=Rx6cIaFAPf8

 メインゲートではヘリパッド建設反対の行動をしながら、ゲートから出入りする米軍車両への抗議も行っている。10日は旧第262海兵中型ヘリコプター飛行隊(HMMー262)フライイングタイガースの隊長機が、メインゲート周辺を飛行していた。8月30日にオスプレイの部隊に再編されているのだが、米軍はまだCH46Eを使って訓練を行っている。

 9日は昨年、野湾市海浜公園で行われた、「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」から1年の節目だった。10万余の県民を集めた県民大会の決議や普天間基地のゲート封鎖行動、東京行動、オスプレイの配備撤回と普天間基地の閉鎖・撤去、県内移設断念を求める「建白書」など、沖縄県民は多様な形で自らの意思を示してきた。それが日本政府と米軍によって踏みにじられている現在、さらに一歩も二歩も踏み込んだ行動が問われている。

 高江のヘリパッド建設は、MV22オスプレイが使用する新たな訓練施設の建設であり、オスプレイの配備撤回を求めるなら、ヘリパッド建設にも反対するのは理の当然である。高江では連日、暑い日差しにさらされながらも、沖縄県民を愚弄する工事を止めさせるために、粘り強い行動が続けられている。何もしなければ工事はどんどん進んでいく。しかし、8月中旬以降、目に見える形での工事は行われていない。

 ぜひ高江の北部訓練場メインゲートに来て説明を受け、自分にできる形で行動に参加してほしい。

 


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