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海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

フタオチョウとレイシ

2021-05-30 23:58:34 | 生活・文化

 雨の合間に実家の周りで作業をしていたら、フタオチョウが飛んできて石垣にとまった。沖縄県の天然記念物に指定されていて、今帰仁村の村の蝶でもある。翅の一部が傷ついていたが、飛び立つ前に翅を開き細かく震わせていた。

 10数年前、裏庭にレイシの苗木を植えた。それが高さ4メートルほどに成長し、今年初めて実をつけた。一部は色づき始めているが、さっそくカラスが来て食い荒らしている。名護市内にも毎年、レイシの木にネットをかぶせている家があるが、カラスやヒヨドリなどの食害対策が厄介だ。

 パパイヤも収穫が遅れると、鳥にやられて穴があけられてしまう。以前、ドラゴンフルーツを露地栽培している農家の人から、カラス対策の話を聞いたことがある。罠を仕掛けたり、死骸をつるしたりしても、効果が出るのは一時期で、ネットの隙間から入り込んでくるやつもいる、と頭を悩ませていた。

 しばらく前には庭にハブが出た。去年はレイシの木の下でタイワンハブを捕獲した。ヤンバルの暮らしでハブに注意するのは日常的なことであり、辺野古のテント2の周りも草むらが多いので、訪れる人はよく注意してほしい。

 


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