いソノてルオ 氏の気持ち悪い英語のアナウンスで始まる If I Were a Bell、このアナウンスが無ければ最高の演奏なんだけれど、でもそのアナウンスがこのアルバムと一体になってしまっている。(しかしながらいソノてルオ氏は元米国大使館員なんだそうです。 )
発売と同時に買ったんでかなり昔のもの。もうだいぶ傷んでいますね。ジャケットは手垢もあるし、周りはボロボロカピカピ。(調べてみると発売は1969年でした、といことは50年以上前!)
Sam Rivers のテナーサックスは Miles とは合わない、と評判が悪いけど、このアルバムでの演奏大好きです。続く Herbie Hancock のピアノもいう事なし。ドラムスの Tony Williams はこの時まだ十代。 一曲目の Miles のソロに続く Sam Rivers 、一緒にハミングできますよ。二曲目 My Funny Valentine 、Herbie のイントロから始まり Miles へ。それを受けての Sam Rivers も最高。それ以上にここでは Herbie Hancock がいいです。Walkin' 初めて聴いた時は「お猿の駕籠や」にきこえてしまったのは自分だけか。
当時はありがたいような気がしたSJ誌のゴールドラベルシール、邪魔ですね、剥がすことが出来ない。後年きいた話、SJ誌のゴールドラベルはレコード会社が金を出してSJ誌から買っていたのだそうです。業界では皆知っていたと、道理で、なんだこんなものが、というのがいっぱいありました。幸いなことにSJ社は倒産しました。そういう行為していればネ。それでも高校のころは毎月購入していたんですよ。これとLP一枚買うともうその月小遣いはなし。今と大して変わりない生活をそのころから送っていたのですね。SJ誌?全部捨てました、別冊も含め。たまに古いジャズ批評を引っ張り出し、古い時代のジャズ状況を楽しむくらい。
MILES IN TOKYO、CDはもちろん買いましたが最初のはジャケットがひどかった。
この後まともな形で再発されたので買いなおし、こちらは当然処分となりました。紙ジャケとジュエルケース、両方買ってしまいました。
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