鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

横堂 最後の頃の姿

2020年07月16日 | 鳥海山
 アルバイトに行かない日は、天気が悪ければどこへも行かず、スキャナーに取り込んでもいない古い写真を引っ張り出していたら、なんと、かつて箸王子神社のあった横堂の崩壊前の写真が出てきました。
 上に横堂と書いてあります。ご覧の通り間を通り抜けていくようになっています。記録を見ると、1979年の10月となっています。このころは横堂はすでに無人です。この時は旧鳥海山荘の先から登りました。
 以前載せた横堂の建物と同じかどうかは不明です。でも、屋根が葺き替えられていて、小窓が付け加えているくらいで同じような気もするのですが。
 この時はここから新山まで行き、大平まで降りました。新山頂上で、七高山頂上にいる人と大声で会話したのをおぼえています。周りに人っ子一人いませんでしたから。今はそんなことする人いないでしょうが。
 本当は、大平口の蔦石坂を上ったところにあった反射板の写真を探していたのですが、見つけられませんでした。二枚向かい合わせに立っていて、強い風が吹くと、ゴーンと音がするものでした。いつのまにか撤去されていましたがいつ頃撤去されたのか記憶にありません。


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