景観というものはほぼ十年で具現・認識され、風景はその景観十年が十回以上繰り返され成立するものであり、風土はその風景百年がまた十回以上という途方もない記憶の堆積によって成り立っているということと解説されています。同タイトルの本があるのですが高くて手が出ません。
風車が何十本も並んだものが景観と言えるでしょうか。この海で漁をする漁民の風力電建設に反対する方はよく「景観十年風景百年風土千年」と口にします。今まさにこの何千年も続く庄内の海が壊されようとしていれば反対するのは至極当然のことです。
写真は斎藤政広さん撮影。飛島・鼻戸崎から望む寺島と鳥海山。この海に風車はいりません。
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