誤報というより捏造ですね。
理想国家日本の条件 さんより転載です。
福島原発の職員9割退避は「誤報」 「東電悪玉論」の朝日新聞
2014.08.01 Liverty Webより
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8228
朝日新聞が5月、福島第一原発の事故当時、現場の職員の9割が「福島第一原発構内の線量の
低い場所に退避」という吉田昌郎所長の命令に反し、福島第二原発に撤退していたと報じた。
同紙は政府事故調査会が吉田所長から聞き取りをした際の「聴取結果書」、いわゆる「吉田調書」を
入手し、その事実が明らかになったとしていた。しかし、共同通信の連載記事によって、所員の
命令違反というのは「誤報」である可能性が高まっている。
その連載記事『全電源喪失の記憶』は、地方紙を中心に掲載されている。これによると、吉田所長は
2011年3月15日、高濃度の放射性物質を含んだ蒸気が大量放出される危険が高まったため、
事故の収束作業に関連のない所員について「線量の低い場所がなければ、第二原発に撤退させる」
と指示していた。また、事故の収束に必要な所員は各班の班長から指名された。
撤退の手順については吉田所長と部下との間で様々なやり取りがあったことが記されている。
その中には、作業を続けるために撤退しなかった所員、そして、指示に従っていったん撤退したものの、
「作業員の交代が必要」という要請に応じて第一原発に戻った所員もいたという。
つまり、この記事に照らせば「所員が命令に違反して撤退」という朝日の報道は間違いであり、実際は、
吉田所長の指示の下、整然と事故対応と第二原発への撤退が行われたというのが真実のようだ。
そして何より、事故収束にあたった所員は命をかけて作業を続けていた。
100人近くの原発事故関係者に取材を行い、『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』を
執筆した作家の門田隆将氏は、この連載については「多くの場面が、拙著とも重なっている」と自身のブログ
で紹介。現場を取材する他紙の記者も「あの時の"現場の真実"」を知っている記者が多くなってきたとして、
「朝日は現場に取材もしないまま、あの記事を書いたのではないかと疑ってしまう」「自らのイデオロギーに
固執し、真実と真逆の記事を書いても良しとする姿勢には、同じジャーナリズムにいる人間として、
どうしても納得ができない」としている。
「東電悪玉論」という結論を導くために事実をねじ曲げたような朝日新聞の報道は、命をかけて事故を
処理した吉田所長や、所員に対する著しい名誉毀損となるだろう。
福島第一原発事故についての東電の責任を非難する声は大きい。しかし、東京電力こそ地震・津波の
最大の被害者であるという点を忘れてはならない。当時の菅直人首相の「東電乗り込み」など政府の初動の
まずさや、国の指導基準の問題を全て東電に押し付けて、「原発をやめるべき」という結論ありきの方向に
導くことは、日本のエネルギー政策を誤らせる。(晴)
【関連記事】
2014年4月号記事 東日本大震災から3年 - 安倍首相、前政権による福島「強制連行」をまだ続けますか?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7417
2013年5月号記事 福島は安全だ 今すぐ我が家に帰ろう - 反原発にだまされるな
http://the-liberty.com/article.php?item_id=5792
2014年7月26日付本欄 猛暑なのに無意味な「原発ゼロ」 火力酷使で故障すれば「熱中症地獄」の恐れ
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8205
朝日新聞の誤報が全世界に拡散「福島原発の所員の9割が現場逃亡」 → 海外紙「福島原発事故は日本版セウォル号だった!」「福島原発の作業員は危機のさなかに逃げ去った」
朝日の吉田調書報道「なぜここまで日本人貶めるのか」と作家
2014.06.09 16:00:33 by NEWSポストセブン
海外メディアは朝日新聞について、「日本のクオリティ・ペーパー」といった形容を
よく用いる。しかし、その“高級紙”が、国家国民の尊厳や矜恃を毀損しかねない「虚報」を
重ねているとしたら、日本人にとって“悪い冗談”では済まされないだろう。
2011年3月15日、福島第一原発。吉田昌郎所長と所員たちは、日本の運命を
左右する“際”にいた。その彼らについて、朝日は「所長命令に違反 原発撤退」
「福島第一 所員の9割」と書いた。生前の吉田所長に唯一インタビューした
ジャーナリスト・門田隆将氏は、週刊ポスト誌上で朝日報道を子細に検証した。
その冒頭部分を紹介する。
今、世界中で「実は、日本人は福島第一原発から逃げ出していた」という記事が
掲載されているのをご存じだろうか。
〈2011年、命令にも関わらず、パニックに陥った作業員たちは福島原発から逃げ去っていた〉
(米・ニューヨークタイムズ)
〈福島原発の作業員は危機のさなかに逃げ去った〉(英・BBC)
〈福島原発事故は“日本版 セウォル号”だった! “職員90%が無断脱出…初期対応できず”〉
(韓国・エコノミックレビュー)
〈日本版セウォル号…福島事故時に職員ら命令無視して原発から脱出〉(韓国・国民日報)……
韓国のフェリー「セウォル号」の船長が真っ先に逃げ出していたことに驚愕した世界のメディアが、
今度はあの福島第一原発事故の時、日本人も「逃げ出していた」という報道をおこなっているのだ。
それは、朝日新聞が5月20日から始めた「吉田調書」キャンペーン記事による。朝日新聞が、政府事故調が
28時間にわたって聴き取りをおこなった「吉田調書」なるものを入手し、
「福島第一原発(1F)の現場の人間の9割が所長命令に違反して撤退した」
という大キャンペーンを始め、この記事の中身を世界中が報じているのである。
しかし、肝心の当の朝日新聞の記事には、調書の中で「自分の命令」に違反して「職員の9割」が
「福島第二原発に逃げた」という吉田氏の発言はどこにも存在しない。
つまり、〈日本版セウォル号…福島事故時に職員ら命令無視して原発から脱出〉という“根拠”がないのである。
「なぜここまで日本人を貶めなければならないのか」
私は、朝日新聞の「吉田調書」キャンペーン記事を目の当たりにして、ただただ溜息をついている。
事実とは違う話を“一人歩き”させる朝日新聞のいつもの手法を思い出し、私は「ああ、またか」と思った。
私は吉田氏の生前、ジャーナリストとして唯一、直接、長時間にわたってインタビューをさせてもらっている。
当時の菅直人首相や池田元久・原子力災害現地対策本部長(経産副大臣)をはじめとする政府サイドの
私がこだわったのは、吉田さんを含め、全員に「実名証言」してもらうことだった。
吉田氏に直接取材した人間として、さらには100名近い関係者から実名証言を得た人間として、
※週刊ポスト2014年6月20日号
http://snn.getnews.jp/archives/334547
元スレ
【朝日】朝日の誤報が全世界に拡散「福島原発の所員の9割が現場逃亡」 → 海外紙「福島原発事故は日本版セウォル号だった」[6/10]