理想国家日本の条件 さんより転載です。
中国、香港でエボラウイルス感染が疑われる患者が発生し、
細心の注意が求められている。
転載、させていただいた記事です
2014年08月05日
遂に近隣諸国にも感染が http://matome.naver.jp/odai/2140678923210949401
中国、香港でエボラウイルス感染が疑われる患者が発生し、細心の注意が求められている。
香港鳳凰衛星TVは30日、ケニアを旅行し、去る28日帰国した香港の女性がエボラウイルス
感染初期症状である発熱、頭痛などを訴えたと報道した。西アフリカを中心にエボラウイルスが拡散している
状況で、感染が疑われる患者が発生したということで当局は緊張している。報道によると、その女性は
香港内のエリザベス病院に隔離されて治療を受けており、現在は安定を取り戻した状態と伝えた。
エボラ出血熱とは
エボラ出血熱は、フィロウイルス科エボラウイルス属のウイルスを病原体とする急性ウイルス性感染症。
出血熱の一つ。「エボラ」の名は発病者の出た地域に流れる川の名から命名された。
エボラ出血熱はアフリカ大陸で10回、突発的に発生・流行し、感染したときの致死率は50 - 90%と非常に高い。
エボラ出血熱の恐ろしい症状
潜伏期間は通常7日程度。発病は突発的で、発熱、悪寒、頭痛、筋肉痛、食欲不振などから、
嘔吐、下痢、腹痛などを呈する。進行すると口腔、歯肉、結膜、鼻腔、皮膚、消化管など全身に出血、吐血、
下血がみられ、死亡する。致死率は50 - 90%と非常に高く、治癒しても失明などの重い後遺症を残すことが多い。
治療法は
エボラ出血熱ウイルスに対するワクチン、ならびに、エボラ出血熱感染症に対して
有効かつ直接的な治療法は確立されていない。
エボラ熱流行拡大のシエラレオネ、「国民的英雄」の医師も死亡
エボラ出血熱の感染が過去最悪の規模で拡大する西アフリカのシエラレオネで29日、
医療チームを率いていたシェイク・ウマル・カーン医師(39)が感染により死亡した。
カーン医師は同国保健省から「国民的英雄」と称えられていた医師で、これまでに感染者100人以上の
治療に当たっていた。先週に感染していることが発表され、「国境なき医師団(MSF)」が運営する治療施設に移されていた。
他に医師たちも
エボラはそんな医師たちの命を次々に奪っている。カーン医師が亡くなる2日前には、リベリアの
医療当局者でもあるサミュエル・ブリスベーン医師が感染で死亡。さらにリベリアでボランティアとして
治療に参加していた米国人のケント・ブラントリー医師(33)も感染が確認された。
隔離病棟で治療を受けているが、重篤な状況という。
拡大の一途
今年2月にギニアから始まった今回のエボラ出血熱の感染は拡大の一途だ。25日にはナイジェリアで
米国籍の40歳の男性の感染が確認され、感染国が4カ国に増えた。そのため隣接するイベリアが
29日、国境封鎖に踏み切るなど、周辺国も対策に躍起となっている。米疾病対策センター(CDC)も
28日、「エボラウイルスが山火事のように広がる恐れがある」との警告を発した。
パンデミックとは
パンデミック(pandemic または pandemia、汎発流行、世界流行 、パンデミア)とは、ある感染症
(特に伝染病)が、顕著な感染や死亡被害が著しい事態を想定した世界的な感染の流行を表す用語である 。
ただし英語の pandemic の意味は、「流行」という現象と「流行病」という病気との双方である 。
アフリカでエボラ出血熱が急激に拡大しています。世界保健機構が発表した7月29日時点の
感染状況によると、シエラレオネやリベリア、ナイジェリア等で計1200人以上が感染し、
672人の死亡が確認されたとのことです。多数のエボラ出血熱が確認されたことからリベリア政府は
国境を閉鎖し、人が集まるイベントやデモは全て禁止となりました。
また、ナイジェリアの最大都市ラゴスの病院でもエボラ出血熱が確認され、更なる感染拡大が
懸念されています。現地で活動を続けている「国境なき医師団」は「我々の対応できる限界を超えた」と述べ、
各国政府に大規模な緊急支援を要請しました。
2014年8月7日 一部転載、させていただいた記事です
西アフリカのギニアでの発症に端を切った「エボラ出血熱」の感染拡大が止まらない。
今年3月21日の報告(発症は2月と見られている)以降は、ギニアに留まらず、隣国のリベリア、
シエラレオネへと感染は拡大し、3カ国60カ所にまで広がっている。8月1日までに感染者数1603人、
死者数887人が確認され、過去最大規模の流行となっている。
さらに8月4日にはギニアから帰国した米国人が、エボラ出血熱の疑いから緊急隔離された。
もはや、パンデミック(感染症の世界的大流行)の様相を帯びてきている。
エボラ出血熱は体液から感染、有効な治療はない
エボラ出血熱はエボラウイルスによる感染症で、有効な治療法はなく、点滴などの対症療法が中心。
血液や汗などを通じて感染するため、医療者には患者の体液に触れないための徹底した感染対策
が求められるという。
8月5日、国境なき医師団(MSF)は記者会見を開き、エボラ出血熱の流行が拡大する西アフリカでの
医療活動について報告した。帰国したばかりの看護師の吉田照美氏は、「針刺し事故などの不安もあり、
業務中は極度の緊張を強いられる」と、現地の緊迫した状況を説明。現在550人規模の態勢で
医療・予防活動を行っているが、とても対応が追いつかない状況なのだ。
続く http://www.nikkeibp.co.jp/article/matome/20140806/410660/?ST=medical&P=1
追記