今頃はさつきの花盛りです。散歩する道すがらもどこもかしこも「さつき」の垣根が続いています。
昔から不思議に思っていたことですが、お金持ちの家の庭には必ずさつきの植栽がある気がするのですが、どうでしょうか?
お金持ちなのにみなどうして同じようなさつきの庭が多いのかな?なんて不思議に思っていました。
お金持ちに反発するわけでは無いのですが、どこも同じような感じで、それってあまり「個性」が無いな~と感じていたのです。
だからなのかどうか、私にとって「さつき」はそれほど特に好きな花というわけではなかったのです。
かと言って嫌いというわけでも無く、花はどの花もみんな好きではあるのですが、さつきはいっぱい種類のある割にはどれも同じ様に見えてしまって、どちらかと言えば山の岩肌に咲く素朴な「つつじ」の方がずっと好きでした。
そんなことを想いながらさつきの花を眺めていると、
「個性って何よ!?」って、さつきさんがちょっと怒ったような声で言いました。
「あのね、単に目立てばいいのだけが個性じゃないのよ。いかにも『個性』っていう感じなのは、あれは個性では無いの」とさつきさんが言うのです。
「へぇ~そうなんだ!」と私は驚いて
「じゃあ、ほんとうの個性って、何? どうやったら見分けられるの?」と思わず尋ねました。
するとさつきさんはこう教えてくれたのです。
「個性って『愛』なのよ」って。
「えっ、個性って、愛なの?」
「そう、愛を持って見るとね、『個性』が見えて来るの」
そうかぁ、そういうことだったのね♪
どれもみな同じように見えていたのは、私が「愛」を持って見ていなかったからなのね。
「教えてくれてありがとう!さつきさん」
さつきさんはもう怒っていませんでした。
すましたような、ちょっと照れたようなさつきさんがそこに光って咲いていました。

昔から不思議に思っていたことですが、お金持ちの家の庭には必ずさつきの植栽がある気がするのですが、どうでしょうか?
お金持ちなのにみなどうして同じようなさつきの庭が多いのかな?なんて不思議に思っていました。
お金持ちに反発するわけでは無いのですが、どこも同じような感じで、それってあまり「個性」が無いな~と感じていたのです。
だからなのかどうか、私にとって「さつき」はそれほど特に好きな花というわけではなかったのです。
かと言って嫌いというわけでも無く、花はどの花もみんな好きではあるのですが、さつきはいっぱい種類のある割にはどれも同じ様に見えてしまって、どちらかと言えば山の岩肌に咲く素朴な「つつじ」の方がずっと好きでした。
そんなことを想いながらさつきの花を眺めていると、
「個性って何よ!?」って、さつきさんがちょっと怒ったような声で言いました。

「あのね、単に目立てばいいのだけが個性じゃないのよ。いかにも『個性』っていう感じなのは、あれは個性では無いの」とさつきさんが言うのです。
「へぇ~そうなんだ!」と私は驚いて
「じゃあ、ほんとうの個性って、何? どうやったら見分けられるの?」と思わず尋ねました。
するとさつきさんはこう教えてくれたのです。

「個性って『愛』なのよ」って。
「えっ、個性って、愛なの?」
「そう、愛を持って見るとね、『個性』が見えて来るの」

そうかぁ、そういうことだったのね♪
どれもみな同じように見えていたのは、私が「愛」を持って見ていなかったからなのね。

「教えてくれてありがとう!さつきさん」

さつきさんはもう怒っていませんでした。
すましたような、ちょっと照れたようなさつきさんがそこに光って咲いていました。
