見出し画像に使ったのは、ロダン作「地獄の門」。
上野の国立西洋美術館の前庭にあります。ご存知の方も多いはず。
今月4日、友人と朝早い新幹線で上京、開催中の松方コレクションの展覧会を観に行きました。
上野で降りて美術館前に着いたのが9時少し過ぎ。9時半開場でしたが、すでに長い列が出来ていました。
日傘さしつつ待ちましたけど、暑かったですよ~!ミ~ンミンミンとミンミンゼミが高らかに鳴いて、暑さを助長しておりました。
門が開いて列が動き出すと、チケットを持っている我々は比較的スムーズに中に入ることが出来ました。冷房が効いていて寒いくらい。
長袖着て来てよかったわ~。
いつぞや記事にした単眼鏡ももちろん持参。しっかり役立ちました。
それにしても、正面入り口付近から見て思っていたのより、中が深くて広いことに会場を回るうちに気づき、驚きました。
地下3階まであるんですねぇ…
そして中庭を取り囲むように建てられているので、ワンフロアの広さはかなりのもの。さすがはコルビュジェ先生、な建物だと感心。
松方コレクションだけでもかなりの数あるのに、ついでにと観た常設展示がまたかなりの多さ!常設展だけでも充分楽しめます。
それに写真撮影可な作品もあるのも驚きでした。そういうシチュエーションに慣れてないので、中ではほとんど撮影しませんでしたが。
さて主役?の松方コレクション。素晴らしい作品も数多くありましたが、中には「どうしてこれ選んだのかなぁ…」と思うものも。
ま、私の好みと違う、だけの話なんですけどね。
でもこれら数多くの作品を日本人に見せたいと思った松方氏の情熱と行動力は、本当にすごいと思いました。
常設展示で印象に残っているのは、ブルガリなど有名ブランドの宝飾品もおいてあったこと。美術工芸と言えばそうなんでしょうけど、
ついおいくらなのかしら?なんて下衆の勘繰りしちゃいました(庶民なものですから)。
友人は宗教絵画の間に、残虐な絵が並んでいることを不思議がっておりました。作品の並べ方に何か意味があるのかないのか、我々には
よく解りませんでしたね。
去年の秋にも同じ友人とフェルメール展を観に上野に来ていますが、そのときは入場時間が定められていたので、私たちはそれまでの時間を
利用して、自分好みの展覧会へそれぞれ出かけました。上野って美術館や博物館がたくさん揃っていますよね。
そのとき西洋美術館ではルーベンス展だったかな?観ていないので忘れましたが、私は前庭にあるロダンの彫刻と美術館の建物が観たくて
ちょいと立ち寄りました。子ども時代、「カレーの市民」というタイトルに、カレーなのにインドっぽくないなぁと思ったことを思い出したり(笑)。
このときのフェルメール展は散々なイメージしかありませんが、他の展覧会がよかったりしたので、それはそれでよい思い出です。
さて、松方コレクションと常設展示を観終えたのが約2時間後。ここから次の目的地へ移動しました。この次の目的地は写真撮りまくり!
目がハートになるところだらけでした。その話は次回。