ブルーの球紫陽花が色づき始めました。
スカイブルーに近いこれくらいの色づき加減が爽やかでいいなと思います。今朝の空もこんな感じの清々しさ。雨上がりって本当に気持ちがいいですね。
仕事用の土場には地植えの柏葉紫陽花やガクアジサイがあって、柏葉紫陽花は見頃になっていますが、他の紫陽花に比べると切り花にしたときの水揚げがあまりよくなくて、すぐに
ダメになってしまうのが残念。私のやり方が下手なだけかもしれないけれど、それに花が大きすぎて花瓶に活けたときに頭が下がり過ぎるのにも困ってしまいます。家の中に持ち込む
より外で楽しむほうが合っているんでしょうね。
先週娘の家で一泊しましたが、初日は直接娘の家に行ったのではなく、別の場所で待ち合わせをしました。その場所は図書館。
一年ほど前に新築移転した図書館は名鉄の駅の近く。駅と言っても娘の家に一番近い特急が止まる駅ではなく、ひとつ(ふたつかも)手前の急行が止まる、こちらも駅舎が新しく
なった駅のすぐ隣にあります。
私が利用する駅は普通しか止まらないので途中で準急に乗り換えて、目的の駅に到着。改札を出て右か左かと見ると、右手に建物が見えてすぐにわかりました。
図書館だけではなく、保健センターが同じ建物内にあったり、1階にはカフェも。そのまた奥にはスーパーもあってなかなか便利そう。
そこが待ち合わせ場所になったのは、娘と孫が図書館のイベントに参加していたから。だいたい終わりそうな時間を見計らって電車を選んだのですが、イベントが終わるのを待っていた
婿さんと合流してから1時間くらいは待たされましたが、時間を潰すのには全く困りませんでした。
まず図書館に入ると、よくショッピングモールなどにある商品管理ゲートが設置してあるのに気づきました。どうしてこんなものがあるのかなと思ったら、本にICチップがつけてあり
無断で持ち出すとアラームが鳴るようになっているみたいです。
貸し出しや返却も係員なしで自分たちでするシステムで、ちょっとびっくり。
名古屋市では市の図書館の他に各区にそれぞれ図書館がありますが、本の管理はバーコードで行ってはいるものの、貸出などは職員が対応しているところがほとんどだと思います。
それに比べるとかなりハイテク。
後で聞いたところによると、図書館が新しくなったと同時に民間委託になったみたいです。で、効率重視というか人件費削減なのか。多分どっちも、でしょうね。
さて、いつまで待つことになるのだかわからない状態。その間何をしようかと考えました。
自分の好きなジャンルの本を探してみるのもいいかも、とも思ったのだけれど、入口近くにあった雑誌のコーナーで目を惹くものが。
それは「おとなの週末」の最新号で、表紙にはそれはおいしそうなパンの写真が。
特集記事が「町パン ザ・ベスト」というもので、ブーランジェリーなんておしゃれな店、ではない、町のパン屋さんのパンを実食取材したというもの。こんな町のパン屋さん、
東京にはまだたくさんあるんだな、と思いながらじっくり読みふけりました。
取材後のライターさんたちの座談会の様子も楽しくて、仲の良さを感じると同時にチームで仕事をしている、といういい雰囲気も。ライターさんたちは基本フリーランスの一匹狼だし
ある意味ライバルでもあるだろうけれど、すごく和気藹々とした感じが誌面から受け取れました。
町パンの他には、本場ナポリには存在しないスパゲッティ・ナポリタンや、憧れの角打ちを特集したページも。飲めないくせに、角打ちの雰囲気ってなんか好きなんですよね。
でもあそこは下戸は行ってはいけない場所のような気がして、一度も入ったことはありません。住んでいる学区に一軒だけやっている酒屋さんがあるにはあるんですが。
ノンアルものでの参加はダメですか?って聞いてみたい。
最新号を一冊丸っと読み終えて、バックナンバーを読みかけたときようやく娘たちがイベントを終えてやってきました。ちぇっ、もう少し読みたかったのに、と心で舌打ち。
ここで書きたかったのは「おとなの週末」のことだけじゃなく、雑誌というものについて。
週刊誌を除く雑誌、いろいろとありますが、どうも女性誌より男性誌のほうが中身が充実しているように思えてなりません。
たまに気に入った特集があると買う女性誌があって最新号を買ったものの、う~ん、なんだか前にも似たようなの、あったよね、という感が否めないし、特集の掘り下げ方が足りて
いない気がします。
付録つきの雑誌が増えていますが、そのほうが売れるからなんでしょうけど、もっと雑誌本体に力、入れましょうよ、って編集部や出版社には言いたい。
もっともそんな付録などなくても、いわば質実剛健?な女性誌もあるにはありますが、ごく少数なのが残念。雑誌と言えどお安くないのでね、お金を出して買う価値のある中身を
お願いしたいと思います。雑誌だからって「雑」に作っていい、ってことじゃないんだもの。
さてこの後急遽、相方の手伝いに少しだけ出かけてきます。ようやく風邪も一段落したようですが、まだ病み上がりなので。おかげでリハビリに行き損ねてしまうけれど、夕方に
久しぶりに行ってみようかな。