おいしいパンを食べてエネルギーチャージしたのち、バスで四条界隈まで移動することにしました。
バスは時間がかかりますが、それでも地下鉄移動より私は好き。窓からの景色を見ていると、京都に来ているな~と実感できるから。
大好きなレトロ建築の京都市役所も見られたし、バスを降りるちょっと前には浴衣姿で歩く舞妓さんふたりの姿も見かけました。昼間はあんな感じなんですね。それでもやっぱり、
普通の娘さんとは違いました。
今回の京都でのメインイベントだったのが、豆柴カフェ訪問。
娘や私は以前柴犬を飼っていましたが、孫はそうしたペットを飼った経験なし。でも一度触ってみたいとは思っていたようです。
お店は新京極にあって、近くには系列店のミニブタやらフクロウのカフェもありました。ミニブタのお店など、外国人でいっぱい。
豆柴カフェに到着したのは午後0時半ほど。ところが予約がいっぱいですぐに入ることが出来ず、午後1時55分まで待つことに。
ちょっとお疲れも出てグダグダ言い始めた孫。休憩してお茶でも、ということになりましたが、お店はたくさんあるものの、さて、どこで?あまりお店からは離れたくないので
新京極をちょっとうろついたり検索したりしましたが、結局近くにあった井筒八つ橋の二階のカフェへ。
時間が昼食時だったこともあってか、お客さんゼロ。席数は結構あって、これなら長居してもよさそう。
孫は抹茶のソフトクリームを食べて元気とご機嫌を回復。のんびりおしゃべりしながら時間を潰して、いざ豆柴カフェへ。
お店は1階と2階に、それぞれ一度に8~10人程度でしょうか、客を入れて30分で入れ替えるシステム。私たちは2階へ上がりました。
4匹の豆柴、正確には3匹の豆柴と1匹の白毛の柴犬がお出迎え。
豆柴トリオはおとなしめでしたが、白戸さん(ソフトバンクのお父さんみたい)は元気溌剌で、スタッフのお姉さんが投げるおもちゃ(ただの軍手)に何度も突進していました。
お姉さんが投げるのを待つ、真剣な様子がかわいい。
娘や私のように、以前柴犬を飼っていた者には常識的な注意事項があって、初めて柴犬に触れるような人には一緒にいるだけで楽しいかもしれないけれど、元飼い主だった立場から
するとちょっと、いやかなり物足りなさを感じましたね。また行きたいかと言われたら、ノーだな。
孫は満足したようで、お土産に小さめのぬいぐるみを買ってもらってご機嫌でした。
6歳児と一緒ということで早めに帰宅することにしていましたが、帰りに地下鉄の四条駅まで錦小路を通ることに。若い頃から私は京都へ行って帰る直前にここへ寄るのが定番コース
だったんです。
前に来た時も、若い頃と比べたらずいぶん店の感じが変わってきたなと思ったけれど、今回はさらにその思いを強くしました。より観光客向けの店が増えている様子。
そしていかにも店じまいしたシャッター店舗も。これは後継者問題かもしれませんね。
とにかく観光客でごった返す狭い道筋。娘たちとはぐれないようにするだけで一苦労。
でも、そんな中にあっても好きなものを見つけ出す自分の能力はすごいと思う(自画自賛過ぎ?)。おいしそうなあられが並んだお店を発見!
これは次姉に買っていかないと~♪
実は時間潰しのとき、四条通にある老舗のお土産を扱った店舗を見に行ったんです。以前次姉が、デパートに催事出店していた老舗の和菓子屋さんのあられを買ってくれたことがあり、
最初はそれにしようかと思ったのですが、その和菓子屋さんは本来はあられではなく、甘い系の焼き菓子が主流みたいなんですね。なので買うのを一旦見送ったんです。
見送ってよかったわ、なんかこっちのほうがおいしそうだもの。
実は京都はパンばかりではなく、あられもおいしいのが多い、と私は思っているんです。右のくらま石は堅めで、いかにも京都なネーミングといい、好みなんですよね。
ふたつで1050円で、きっちり出したら「ちょっきりでええわ」とお父さん。50円おまけしてもらいました。いや、こういうのうれしい。
失敗だったのはお店の名前を確認し忘れたこと。帰ってから調べたけれど、もしかしたら喜久屋さん?
そして、錦小路を出て、トイレに行こうと大丸へ高倉通を南へ向かったとき、またもあられを発見!自然にセンサーが働いたかのような。
豆英さんというお店で、名前のとおり豆菓子もありますが、こちらもおいしそうなあられがずらり。小さめの袋があったので、自分用に買って帰りました。もちろんおいしかったです。
ちなみに、トイレを借りた大丸はデパートには珍しく、1階にトイレがあるんです。私たちのような観光客にはとてもありがたい。
帰りの新幹線は、孫も座席を利用しました。荷物も増えたし、帰りくらいゆったりしたいじゃないですか。孫が寝るかもしれないと思ったこともありますが。
ところが、席を一人分確保したことがうれしかったと見えて、全然寝ませんでした。往きとは違って少々はしゃぎ気味。とはいっても周囲の迷惑になるようなことはなかったです。
昨日の記事にはさほど疲れなかった、と書いたけれど、昨日の午後になったらどっと疲れが出てきましたね。歳には敵わないな。
でも久しぶりの京都はとても楽しかった。今度はひとりでぶらっと、あまり観光客のいないところを目指して出かけたいと思います。