タイトルにも書きましたが、調べたら前回京都へ出かけたのは2015年の9月。
2015年の夏は今年同様の猛暑で、名古屋では8月初めに40.3℃を記録した、と先日天気予報の時間の話題になったほど。なので9月もまだまだ暑かったわけですが、台風の影響のあった
昨日は蒸し暑さMAXで、帰宅してから京都の最高気温を調べたら31.7℃となっていて、思わず嘘っ!と叫んでしまいました。体感的にはもっともっと暑かったように思いましたから。
冷房の効いたところと外との気温差はかなり堪えましたが、それでもそこそこ歩いたわりには、思ったより疲れを感じずに行って来られました。
娘と孫、そして私の女3代トリオでの京都行き。孫は新幹線初体験。
年長さんなので、座席を取らなければただで乗れる最後の年。往きは節約のため、大人二人分だけの席を取って、ひじ掛けをあげて間に孫を座らせて。
ビビりの孫なので、往きはとても緊張していました。元々そういう公共の場で騒ぐことはないのですが、かちんこちんで見ていて面白かったですね。
でも車内販売のワゴン車が来たら、興味津々。でも前日の報道で、今年10月で営業終了が決まったことがあってか、買い求める人が多くてなかなか近くまで来ず、孫は通路側に身を
乗り出すようにして見ていました。その後あっさりと通り過ぎて行きましたが、今後彼女たちの仕事はどうなるんでしょうね。
京都駅に到着後、最初の目的地に向かうため地下鉄烏丸線に乗り換え、今出川駅で下車。
ところが地上に出るとまさかの本降りの雨。昨日出かけるとき、雨傘か日傘かどっちにしようかと一瞬悩んだ末雨傘にして正解でした。孫娘にはレインコートを着せて、しばらく
歩いたのですがそこそこ距離がありまして。
傘は雨傘だったけれど、残念だったのが足元。サンダルで行ったんです。当然靴下が濡れましたが、どうしても乾かなければどこかで買えばいいや、と開き直り。
途中、おしゃれな造りの建物があって、カフェ?それとも銀行か何か?と思ったら、上京区の総合庁舎でした。おしゃれな造りと書きましたが、そこは京都の町並みの雰囲気に合って
いてとても素敵。全然お役所らしくないんです。行政も京都という土地柄を大切にしているということでしょうね。
孫はレインコートが暑くて文句たらたらでしたが、ようやく目的地の白峯神宮に到着。
ここにはスポーツ、特に球技に関することにご利益がある地主社があって、たくさんのボールが奉納されています。隣には蹴鞠の碑が。
まずお社にお参りしてからこの石碑の周りを回って、石碑の中の石の球を願いごとを念じながら回すといいらしい。特に球技はしないので、ごく普通に参拝しただけですが。
年に2回、当時の衣装での蹴鞠が行われるそうで、つい思い出したのが去年の大河ドラマの中での蹴鞠のシーン。尾上松也と瀬戸康史の白熱?のやり取りが面白かったっけ。
今回事前に、娘からどこか行きたいところがあるか尋ねられたとき、今年に入ってよくないことばかり続いているので、そういう縁を断ち切るのにご利益のあるところを希望したところ、
娘が人生の師と仰ぐ京都在住の方が、この白峯神宮の境内になる潜龍社を「一度お参りするといい」と話していたということだったので、それならば、と。
サイトには「家系にまつわる諸々の悪縁を断ち、盗難災難除、病気平癒、事業隆昌に霊験あらたか」とありました。うん、確かにバッチリ。
本当に今年はこれまで、こんなにいろいろ続くものなの?と、凹むことばかり。今回くらいご利益を願うお参りはなかったかもしれません。
でもお社自体の歴史は意外と新しいもので、昭和30年の火災の後とあるので、私とそれほど歳が変わらないんですね。って、神様と自分を一緒にしてはいけないけど。
お参りを終えたのが11時。そこから次の目的地近くまで移動してからお昼にするか、それとも白峯神宮からもう少し歩いたところにある、以前娘が行ったことのあるイートインのある
パン屋さんにするか。
次の目的地は京都の中心、四条界隈。観光客も多いからどのお店も混みそうだなということで、パン屋さんまで歩くことに。イートインスペースはそれほど広くないということで、
席が空いているか心配していましたが天気のせいか1テーブル埋まっていただけ。しめしめと席を確保して、目移りしながらパンをチョイス。
真ん中付近のベーコンと大葉の入ったパンなどは温めて、しかもカットして食べやすくして持って来てもらえます。右下のは栗の渋皮煮の入ったマロンパイで、パイ生地はそれほど
くどくなくて、固いけれどおいしかった。
逆にバターこれでもかっ!とちぎった手指がギトギトになるほどだったのが、クロワッサン。これは私がチョイスしたのではなかったのだけれど、孫がチョコデニッシュとチーズパンで
お腹いっぱいになったので、こちらにまわってきたんです。すごくおいしかったけれど、これは温めてもらわないほうがかえってよかったかもしれない。
ハード系のフランスパン(バゲットなど)も本格的な見た目で、絶対私好み間違いないと確信出来ましたが、さすがにこの後これを持っての移動は憚られたので断念。
パンがおいしかったのはもちろんなんですが(パン屋なので)、すごくおいしい!と思ったのがカフェオレでした。
カップに濃いめのコーヒー(エスプレッソ?)を少量入れたものと、別に温めた牛乳がやってきて、好みの濃さでいただけるというものでしたが、こんなにおいしいカフェオレは
今まで飲んだことがない!と断言出来るほどでした。
それにしても、京都にはおいしいパン屋が多いと聞いてはいましたが、地下鉄今出川駅を降りてそのパン屋さんまでの間にも2軒、おいしそうなパン屋があったんです。どれだけ
パン好きなんだ?京都人。
と、ちょっと長くなったので次へ続きます。