Over 60's yukinokoブログ

実家の片づけ、そして義母を送って、次は自分の生前整理だな

感染爆発のなか、久々のお出かけ

2022-07-22 14:25:16 | 旅行・お出かけ

ちょっとブログを中断している間に、ものすごい勢いでコロナの感染者数が増えてしまいましたね。愛知でも連日1万3千人超えで、おろおろしちゃいますが、そんななか20日に友人と

お出かけしました。

本当は先月末のはずだったのですが、私が鼻炎フィーバーのため延期していたもの。その後選挙もあったし畑行きもあって、ようやく約束を果たすことに。

出かけたのは先月行く予定にしていたヤマザキマザック美術館、ではなく、私はこれまで何度となく訪れたことがあるけれど友人が一度も行ったことがない、という古川美術館・為三郎記念館。

私もここ数年行っていなくて(多分前回はコロナ前)久しぶりだったので、いそいそと出かけてきました。

美術館は小ぢんまりとした造りでそれほどたくさんの作品を展示するスペースはないため、別館である為三郎記念館にも多くの作品が並べられていました。

数寄屋造りで国の登録有形文化財でもある記念館はいつ行っても素敵。

                        

建物の中からお庭を見たところ。

庭には茶室もあり、別に坪庭も。相方は先月(5月だったかも)、ここで行われたお茶会に出かけています。建物の中にもいくつか茶室があるので、流派の違う3つのお茶席を楽しんだとか。

私の記憶にある、いかにもと言った和の風情は展示物のために少々かき消された感じがありましたが、お庭を眺めながらいただくお抹茶はやはりいいものです。

                   

お抹茶と和菓子のセットを頼みました。平日は作家ものの抹茶茶碗を選べるということで、私が選んだのは緑釉のこのお茶碗。右の塗のお椀のなかに週変わりの生菓子が入っています。

                           

「水花火」という銘で、粒あんの上に色とりどりの羊羹でしょうか、細かなものが散らされていて、その上から寒天でくるんであります。水に写った花火を模しているのでしょうか。

とても上品な甘さと口当たりでおいしかった。

そうそう、奥にある湯吞茶碗の中にあるのは、お茶でもお水でもなく、温泉水。名古屋の近郊にある猿投温泉のものだそうです。特ににおいも味もありませんが、聞いた話によると結構

湯治客が来るんだそうですよ。

 

記念館の建物を出たのがほぼ正午。その後でお庭を一巡りして、そろそろお昼にしなければ。

友人は朝が苦手で、その日も朝ごはんを食べずに出てきていたので、途中でお腹の虫が鳴いていました。栄か名古屋駅まで出てからにしようかとも考えていましたが、これは近場で探した

ほうがよさそうだな、と思って歩いていると、記念館からほど近いところに居酒屋が。

記念館を出る前に、ショップの壁にコミュニティペーパーらしきものが貼ってあって、そこにもその居酒屋が載っていました。

私は人生で、居酒屋に入ったことがほとんどありません。多分1度か2度で、それもランチばかり。

居酒屋の造りって外から中はほとんど見えないこともあって、入りにくさ満点だったけれど、外にあったランチメニューを見て、ひとりならなんだけど友人とならなんとかなるかな?と

思い切って入ってみました。すると

 

「あと30分で終わっちゃうけど、いいですか?」

 

と威勢のいいおにいさんの声。

「1時で終わっちゃんですよ。食べきれます?」

その時点で多分12時半近くだったはず。そう尋ねられて、しかも勢いのある声でそう言われたらこう言うしかなかった。

「頑張ります!」

はい、宣言しちゃった。友人に相談もしないで。

ランチメニューを見てあらかじめ決めていたものを注文して、5分くらいは待ったでしょうか。食べる時間が少なくなる・・・と危惧する目の前にやってきました。

                  

                           

上が私が頼んだ、対馬の天然魚のお刺身定食、下が友人のとろサーモンとイクラの親子丼セット。どちらも980円プラス税。

 

その日のお刺身は真鯛で、お皿の上に小皿に入った塩が。ふ~ん、これをつけて食べてもおいしいよ、ってことかな。

試してみると、確かにおいしい。カツオのたたきを塩で食べたことはありますが、鯛は初めて。

メインのほかに、トウモロコシの豆腐サラダと、小鉢にあったのは何だったんだろう・・・何かの寒天寄せのようなもの。そしてお味噌汁。とろサーモンと鯛をひと切れずつ味見して

みましたが、サーモンも特有の臭さもほとんどなくておいしかった。

おいしいんだけどね、時間に追われている感が半端ないものだから、もっとゆっくり味わいたかったとつくづく思いましたよ。

そんなふうに時間に追われて食べていたら、若いおねえちゃんが入ってきたので、店のおにいさんが我々に言ったのと同じセリフを口にしました。そのとき、残り時間は15分なかったのでは

ないかしら。

一旦諦めて店を出たおねえちゃんでしたが、ちょっとするとまた入ってきました。もうひとり若いおねえちゃんがいて、相談したみたいです。

その時間で間に合うのはカキフライくらい、と言われて生牡蠣を注文していました。

その店の牡蠣は厚岸産で、低温で育てているため一年中生食可、なんだとか。よほどおいしかったとみえて、生ビールを追加していましたね。

なんでもそのお店、本来はランチタイムは11時~14時くらいなんだけれど、夜の予約が多いと材料の関係上、昼を短くしちゃうらしいです。

久しぶりにおいしい刺身を食べた気がしました。今度もしまた行くとしたら、早めの昼を予約しておいて先にごはんを済ませてから美術館や記念館へ、というコースがよさそうだな。

 

満タンになったお腹を抱えて、次にどこへ?となって、友人が行きたいと思っていたピーナッツカフェへ行くことに。

ピーナッツカフェとは、スヌーピーのグッズなども置いてあるカフェで、大のスヌーピー好きの友人が一度行ってみたいと思っていたのだそう。私はそんなものがあるのかも知りませんでした。

そのカフェは、栄地区のシンボルとも言える旧テレビ塔から北へ100mくらい行ったところ。幅の広い中央分離帯にいくつもの店が並んでいて、その中にありました。ずいぶん以前と様子が

変わったな~と、まるでお上りさんのような感想を持った私。

カフェの中は、インテリアなどすべてにおいてスヌーピーだらけ。

                   

ほんの一部です。

私はスヌーピーは嫌いじゃありませんが、こういったキャラクターものはほとんどなくていい人。片や友人はもううっとり(笑)。

サービスだと言って店員さんが持ってきたコースターや紙ナプキンを私の分も譲ったら、大喜びでした。

今どきのお店なので、注文もタブレットで。注文するのは難しくはありませんが、コーヒー2杯出てくるのに、すごく時間がかかりましたね。店が混んでもいないのにこんなでは、いつまで

続くやら・・・と案じられました。

 

コロナの感染拡大もあるし、友人は来月からまたバイトです。次はいつ一緒に出かけられるかしらね。

実は今日夕方、4回目のワクチン接種を相方と受けに行きます。でもワクチン接種してもかかるときにはかかる。近くに住む相方の友人も、息子さんが感染して家族共倒れだったそう。

見えない敵はすぐそこに、ってところですね。出来る限りの対策はしておかなくてはと、より強く思います。


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