まず、昨日夕方受けた3回目のワクチン接種。
今のところ相方も私も、うった場所が痛くて腕が動かしにくいくらいで、顕著な副反応は出ていません。
相方は仕事に行く、と言っていますが、私はおとなしめにしているつもり・・・って、このところずっとおとなしすぎるほど、働いていない感なんですが。
いよいよ北京オリンピックも終盤。
家にいる時間が長いので、テレビをつけると何かしら競技が放送されていて、日本選手が出ているときはそのまま見続けてしまったりしています。
今回のオリンピックは物議をかもすことがいつもより多いような気がしてなりません。
一番はやっぱり、フィギュアのワリエワ選手のドーピング疑惑。
出場するとかさせないとかの判断もなんだか曖昧だし、彼女のフリーの演技は、もしかしたらわざと転んでいない?と思うのはうがった見方でしょうか。なにしろ彼女がメダルを取った
場合、表彰式を行わないということになっていましたよね。
最終演技者の彼女が滑る前までは、ROCのメダル独占になるだろうと思ったのは私だけではないはず。
演技終了後、泣き崩れる彼女をコーチが責め立てた、なんていかにもありそうな報道もあったり。ワリエワ選手自身が悪いのではなく、この問題は周りの大人の責任です。
フィギュアばかりではなく、スノーボードの平野歩夢選手の2回目のエアの点数の低さも、何これ?だったし。まぁ3回目のエアで見事金メダル取ったからよかったけれど。
こうした出来栄え評価を人間が行う競技って、公平さがどこか足りないように思います。
そしてスキージャンプのウェアの違反による失格。
飛んだ後に計測って、そういうものだろうけど納得いきません。ボクシングなどは試合前だし、競馬なら騎手は試合の前後に計量するじゃないですか。失格者を出すのが目的ではなく、
公平な条件で試合に臨むためじゃないかと思うんですけど。
その点、速さを競う競技はわかりやすくていいですよね。
でも実は最近まで、そういう速さだけの競技にあまり関心がありませんでした。
そんな私が面白いと思ったのが、ノルディック複合の後半、クロスカントリー。
アップダウンのあるコースを上るときのスタイルは、正直かっこよさはあまりありませんが、だからこそ懸命な感じがより伝わるし、ちょっとしたタイミングで勝負をかけてくるところなど、
目を離したわずかな間に形勢がぐっと変わってしまうところがとても面白かった。
特に団体戦では、日本選手がクロスカントリーも強くなっているなと感じましたね。今まではジャンプが強いという印象で、距離はあまり得意ではないと思っていたんですが、見事
裏切られました。
女子のスキークロスも、とても面白かった。テレビをつけたらたまたま決勝で、4人が一度に滑るのって、なんだか鬼ごっこかキツネ狩りのようにも見えましたね。
ほとんどが人口雪で、速さを競う競技は後から滑る選手がかなり不利になっている印象でした。周りには土が見えているところがほとんど。雪質にはどの選手も悩まされたことでしょう。
本当に北京でやるべきだったのか、その点についてはかなり無理があったように思えました。
速さではないものの、駆け引きが面白いカーリングも、前回のオリンピックからよく観るようになりました。
昨日の準決勝も、4点のビッグエンドを取ったスーパーショットを見たところまでで寝てしまったけれど、起きてすぐ勝利を確認。すごいなぁ!
しかも決勝の相手はイギリス、って、予選総当たりで1位2位だったスイスとスウェーデンが負けた、ということにこれまたびっくりで。相撲で言ったら平幕が三役に勝った、みたいな?
これで前回よりよい色のメダルが確定。明日の決勝が楽しみです。
日本選手が獲得したメダルは過去最多。メダルを手にした人もそうでなかった人も、見えないところですごく頑張ってきたはず。そんな選手たちの姿に力をもらえましたね。