[ポチッとお願いします]
古き良き昭和を感じることのできるドラマが、また一つ制作され先週から放送されている。
映画『男はつらいよ』の主人公・車寅次郎(渥美清)は、誰もが知っている骨董品的な気のいい男ぶりだった。
日本中の隅々まで、涙と笑いを巻き起こしてきた楽しい映画だった。
誰からも愛されていた“寅さん”。
憎らしいところもあるが、とても人間臭い素敵な“寅さん”。
可愛い妹・さくら(倍賞千恵子)をとても可愛がっていた“寅さん”。
“寅さん”とは、一体どのような少年時代を過ごしてきたのであろうか。
妹・さくらとは、似ても似つかない雰囲気の“寅さん”。
二人の子供時代はどうだったのだろうか。
団子屋のおいちゃんとおばちゃん宅で暮らしていた二人、両親はどうしたのであろうか。
『草だんご くるま菓子舗 帝釈天御用達』がいつもの舞台設定。
いつ頃から草だんごを売っていたのだろうか。
これらの多くの事柄は、映画『男はつらいよ』で描かれていなかった。
それぞれが描かれるドラマが完成し、去る19日(土)午後9時からNHK総合で放送された。
少年時代の寅次郎を演じている子役の藤原颯音くん、何とピッタリのはまり役である。
故渥美清さんが演じてきた車寅次郎にそっくり、風貌や顔つきまで少年寅次郎そのものである。
左の眉下の小さなイボを付けて、渥美さんの少年時代を見ているような雰囲気、最良の子役抜擢に驚かされた。
寅次郎の両親は、極めて対照的な設定。
可愛くて美人の母・光子(井上真央)、とてもしっかり者で人情味も厚い。
実の子供でない寅次郎を我が子のように可愛がる。
一方、破天荒でハチャメチャな遊び人の父・平造(毎熊克哉)、いつも売り上げをくすねて遊び歩いていた。
さらに若い頃のおいちゃん・竜造(泉澤祐希)、おばちゃん・つね(岸井ゆきの)も出演している。
帝釈天住職の御前様(石丸幹二)も早々に登場・・・。
また、驚かされることは、『草だんご くるま菓子舗 帝釈天御用達』のセットが最高の出来栄えである。
何でも映画に登場するセットと全く同じサイズで制作されているとのこと。
NHKの制作スタッフ陣の熱意が伝わってくる。
第5話シリーズとのこと、初回から面白く昭和の香りのする最高の出来栄えだった。
少年・車寅次郎・・・頑張れ!!
極上のドラマであり、毎週楽しめそうである。(咲・夫)

(出典:NHK公式HP 抜粋)
(下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます)
[追 記]~昨日の競馬は・・・~
メインレース不的中も1R、10Rの馬連的中で回収率297.5%だった。

