[ポチッとお願いします]
フランスとベルギー合作の標記の映画、98分間と手ごろな長さのものだった。
サスペンスアクション映画の部類。
ちなみに「アドヴィタム」とは、映画上の翻訳では「命ある限り」とのこと。
映画を見終えるとその翻訳名が分かってくる。
高層ビルの壁際の点検中、一人が不可抗力なのか一気に下方へ落ちていき何とかストップ。
それは元特殊部隊GIGN(国家憲兵隊治安介入部隊)の隊員だった男・フランク。
ある任務に失敗しGIGNをクビになり、今は身重の妻とつつましく暮らしている。
ある日、突如覆面の男たちが自宅に乱入し、妻と二人抵抗するも妻が人質に獲られフランクも捕まってしまった。
フランクがあの失敗した事件の真相を解明すべき証拠品を保管している鍵、その証拠品が狙いの男たちと分かる。
当該証拠品と妻の交換を条件に乱入した男たちは立ち去って行く。
ここから物語は過去へと遡る。
フランクが失敗した任務とは、乱入してきた男たちは何者なのか。
物語が過去に遡ることで徐々に分かってくる。
また、妻も元特殊部隊GIGN(国家憲兵隊治安介入部隊)の隊員であった。
そのため、身重ながら抵抗する冒頭のアクションに・・・おや、と思わせられる。
過去の物語から現代へと戻ったところで、主人公のフランクが妻を取り返すためにあの正体不明の男たちに挑む反撃がはじまる。
その際に同じくあの事件で負傷しGIGNを辞任している元隊員の協力の下、妻奪還のバイオレンスシーンが展開・・・。
と、その前に正体不明の男たちの首領格の男は、さる男を殺害しその銃にフランクの指紋をつけることで、フランクは殺人犯としてフランス警察から追われる身でもあった。
対警察の追跡を交わしながら、妻を取り返すために壮絶なアクションシーンが次々と展開する。
最後まで・・・どうなる、どうなる。
なじみのない俳優陣、そのために返ってサスペンスアクションとしての面白さが倍増するようであった。
と、そのように思いつつエンディングまで見入ってしまった。
当方には、面白い作品と思ったものである。(夫)
(下記のバナーへのクリックをお願いします。ご協力、ありがとうございます)