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この正月からスタートの大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」、一昨夜放送の『雛(ひな)形若菜』の甘い罠(わな)、いよいよいいところで、思わぬ落とし穴にはまってしまった蔦重(横浜流星)、一体これからどのような歩み方をするのか。
一筋縄ではいかない連中ばかりがまかり通っている吉原界隈、正に魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界である。
忘八の寄り合い、人にあらずを旨とする吉原を取り仕切る個性豊かな面々。
育ての親・駿河屋市右衛門(高橋克実)を筆頭に扇屋宇右衛門(山路和弘)、松葉屋半左衛門(正名僕蔵)、大文字屋市兵衛(伊藤淳史)、りつ(安達祐実)などの多くの顔ぶれが蠢いている。
その寄り合いで蔦重に花魁の錦絵を作成するよう厳命、費用は花魁たちの入銀で・・・と。
思案の挙句、平賀源内(安田 顕)から資金調達の方策の手がかりを得た蔦重、いよいよ呉服屋を取り込んで・・・と思いついた矢先、西村屋(西村まさ彦)がやって来て共にやろうとなった。
呉服屋の入銀で錦絵の制作を順調に進める。
錦絵が完成するまでに思いもよらないことが起きる。
礒田湖龍斎(鉄拳)が書き上げた原画を預かっていたが、ふとしたことから濡らす羽目に。
ところが、この原画を下に写しをものの見事に書き上げたのは、ほかならぬ孤児の唐丸(渡邉斗翔)だった。
ビックリ仰天の蔦重・・・。
この子が歌麿か、写楽か・・・と、ネット上で話題に。
一方、錦絵作者の湖龍斎を演じる鉄拳の素顔が・・・。
これまた、ネット上で話題になっていた。
そのような出来事を挟みながら完成した錦絵、やはりそれ相応の出来栄えだった。
いよいよ、お披露目となり版元となるはずの蔦重(耕書堂)だったが、そこに鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)と鶴屋喜右衛門(風間俊介)が現れ、出版界の掟で新参者は版元に慣れないと厳しい口調で言い放った。
おいおい、甘い蜜に群がる蟻の群れ・・・か。
悪役のお二方登場なのか。
このドラマを見ている多くの視聴者、腹立たしい思いだったかも。
こちらも、思わず蔦重にのめり込んで見入ったもので。
その時代も、今の時代も代わり映えのしない人間の世界が垣間見られる。
次回以降がさらに面白い展開になりそうな予感で終わった。
一方、城中では、後の老中・松平定信(田安賢丸・寺田 心 )と田沼意次(渡辺謙)の確執も芽生え始めており興味津々。
期待感も膨らむ、いいね!!(夫)
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