咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

再び面白い記事に出会う

2024-02-22 21:50:45 | 日記

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 認知症発症リスクと個々人の性格が関連するものか、否かという研究成果が昨日のネット上にアップされていた。
 やはり、ちょっと覗いてみたくなった。
 主要部分を抜粋し下記のとおり掲載。

 米国心理学会の研究によって、特定の性格が高齢者の認知機能低下に影響を及ぼしていることが判明。この研究論文は『ジャーナル・オブ・パーソナリティ・アンド・ソーシャルサイコロジー』誌上で公開。
 カナダ・ビクトリア大学の米田富子博士を中心とする研究チームは、性格特性と認知症発症リスクの関連性を解明するため、約20年にわたって2,000人近くのデータを収集。
 個人の性格における5つの因子(ビッグファイブ)、神経症傾向、外向性、開放性、協調性、および誠実性に分類し調査。
 調査対象場所はシカゴ。
 グレーターシカゴ区にある老人ホーム、教会グループ、その他の組織などから募集された。研究開始前に認知症と診断されていた人はいない。

 「誠実性」―― 研究結果によると、誠実性のスコアが高い人、つまり几帳面で自制力が高い人は加齢による軽度認知障害を発症しづらいことが明らかになった。
 「神経症傾向」―― 神経症傾向のスコアが高い人は、認知症を発症する可能性が高い
 「外向性が高い」―― 軽い症状が出始めると、外向性のスコアが高い人は認知機能が回復しやすいことが判明。これは外向的な人ほど、早い段階で助けを求める傾向にあることを示唆している。しかし、残念ながら認知症が進行してしまうと、この利点は意味をなさなくなってしまう。
 「開放性と協調性」―― 開放性と協調性に関しては、研究チームは認知症との関連性を見出すことは出来なかった。とはいうものの、この二要素は健康増進につながる傾向がある。
 「認知症と性格特性」―― 全体的にみて、認知機能低下の初期段階においては、性格特性が影響を及ぼすようだ。
 「大敵はストレス」―― それでも、この研究から得られた大きな収穫は、ストレスの多い生活を送ることは、長い目で見ると私たちが想像する以上の害をもたらすとわかったことかもしれない。

 性格と認知症発症リスクには、関連性はあるとのことだった。
 さらにそれ以上に色々な場面で云われているように「ストレスは日常生活上の大敵」と、まさにそのことがこの調査でも判明したらしい。

 実際そのように思われる、
 これまでの生活上で、どちらかと云うとストレスとは無縁であったと思う。
 ところが、一変する出来事が発生したものである。
 認知症問題に係る前日からの記事をアップしているが、妻のアルツハイマー型認知症の進行で結構自宅に居る際の介護などで、思いもよらずストレスを受けるようになってきた。
 
 もっと、大ように対処すればいいけど、妻と二人の生活だから介護・介助、さらに家事をはじめありとあらゆることをしなければならない。
 正に休む間もなく次々と用事が出てくる。

 デイサービスやショートステイの場合は、送り出してからホッとするものの、残っている用事や平素できないことをやり終えなければならない。
 好天の日には、ストレス解消の屋外スポーツなどで気分転換。
 これが当方には実にいいことと思っている。

 まぁ、仕方ないことだから、過度なストレスを受けないよう、さらに適度に発散しながら日々を送りたいものである。
 性格的には認知症発症リスクが小さいらしいので・・・。(夫)

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