咲とその夫

 思いもよらず認知症になった「咲」の介護、その合間にグラウンド・ゴルフを。
 週末にはちょこっと競馬も。
 

時代劇ファンに朗報・・・が

2013-07-15 22:41:41 | レビュー
 本格的な夏日、とにかく暑い、あつい日が続くようになった。

 ところで、当方が尊敬してやまない小説家・故池波正太郎氏の生誕90周年となる今年、NHKBSプレミアムが粋な計らいをしてくれるとか。

 再度読み返した小説「雲霧仁左衛門」が、スペシャル時代劇として10月から放送されるようだ。今月初めから、暑い京都で撮影がはじまっているらしい・・ワクワク。

 「池波正太郎生誕90周年となる2013年、『雲霧仁左衛門』がBSプレミアムで復活します!!7月1日(月)に京都でクランクインし、放送開始は10月を予定しています。ご期待ください」とのこと。

 去る7月1日に主演の中井貴一(主演・雲霧仁左衛門 役)さんをはじめ、雲霧一味の内山理名(七化けのお千代 役)さん、伊武雅刀(木鼠の吉五郎 役)さん、柄本 佑(因果小僧六之助 役)さんらによる記者会見が行われたらしい。

 元武士の雲霧仁左衛門という大盗賊、その頭目を中心とした組織化された盗賊集団。何を目的に、何のために盗みをはたらくのか・・・。

 「雲霧仁左衛門」については、過去に映画やテレビドラマとして、何度か制作されており・・・懐かしいドラマとなるであろう。

 仲代達矢さん主演の映画「雲霧仁左衛門」、内容とか完結部分が大幅に変わっていたことから、著者・池波正太郎氏の“大激怒”があったとの話も漏れ伝わっていた。著者自身が大事にしている筋立て、そして一人、一人の人間模様など、物語を構成する大事なところが、脚本で替えられていたためであろう。

 著者の意図をくみ取ったものとなっていなかった・・・ということ。

 同氏の小説の極意は、先般「・・・小説とは」に掲載しているとおり、池波小説を解説されていた佐藤隆介氏の言葉のとおりである。

 「動かしがたい人生の真実がある小説」

 それが、池波小説であり、ドラマ化された場合でも著者の意図するところがうまく描かれておれば、さらにそのドラマへ傾注したくなる。

 真(まこと)にもって、不思議な魅力がある。

 何はともあれ、10月のスペシャル時代劇が待たれるところである。(夫)



参考資料:NHK公式HP ほか

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