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昨日は週の中日(なかび)、ということは訪問リハビリ来宅の日。
実に1週間があっという間に通り過ぎ、そしてあっという間にやって来る。
この日も妻は、時々居眠りをしながらも受け入れていた。
徐々に身体も暖まったらしい、喜んでいるようで何やら声がけしているようだった。
屋外は絶好の好天日。
妻を見ないといけないから、終日自宅で相手をしていた。
昼下がり、時間つぶしに「時代劇専門チャンネル」を点けた。
当方は小学生か、中学生に上がって頃の映画が流れていた。
「花笠ふたり若衆」(北大路欣也・松方弘樹)だった。
余りにも懐かしい東映映画。
何気なく観ていると、懐かしい役者さんたちがいろいろと出ている。
顔に見覚えがあるけど名前の分からない役者さんも・・・。
当方が、分かった役者陣。
花園ひろみ、北沢典子、堺駿二、徳大寺伸の各氏だった。
そのほか、分からなかった。
当時の映画には、主演の役者さんの歌声も定番だった。
松方弘樹さんの若き日の美声、最後には北大路欣也さんの歌声も流れるなど懐かしく思いながら見入っていた。
股旅ものであったが、最後の最後になるほどと思わせる展開も・・・。
当時の上映館では、黄色い声援も多数上がったものであろう。
また、時代劇全盛期でもあり満員の映画館で・・・拍手喝采もあったと思う。
当時の映画をあの時代に見ていると、主役が危機に瀕した場合、あるいは助けがやって来ると声援と拍手を送っていたものである。
そのようなことも思いながら、古き懐かしい映画に浸りながら、思わず少年時代までを回顧していた。
東映時代劇を懸命に見ていた少年時代。
映画館もない田舎町、巡回映画がやって来ると宿題を早々に終えて夕闇が迫るころ、見に行っていたものである。
昭和30年代の懐かしい、なつかしい頃である。
あの頃は、今の時代のように高齢者を詐欺行為でいたぶることもなく、高齢者を大事にして暮らしていたいい時代でもあった。
日本の古き良き頃が思わず懐かしくなったものである。(夫)
[追 記]~解説~
当時共演作が多かった北大路欣也と松方弘樹の顔合わせによるコミカルな時代劇。上州のある宿で知り合った旅人風の源太郎と三次郎。意気投合した二人は、沓掛宿の仁兵衛一家にワラジを脱ぐ。ここでは、問屋場の主人仙右衛門が、仁兵衛の縄張りを狙っていた。二人は、仁兵衛に肩入れして……。(映画ナタリ抜粋)
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