2025年1月の俳句です。
兼題は「煤湯」と「初星」でした。
私の投句は
【煤湯】
ピカピカのホーロー風呂の煤湯かな
酒が待つ形ばかりの煤湯かな
【初星】
初星や宇宙の声の語りくる
初星や静寂(しじま)を破る鐘の音
【自由題】
貰ったよ渡すつもりのお年玉
初日浴びまた新たなり顔のしわ
どれもあまり評判が良くなかったのですが、煤湯の句は少しだけ賛同者がいました。
最高得点の句は
煤湯出づや萎れ取り去る瓶の花
初星を飾りて杣の灯かな
日当たりに蜜柑の皮の捩れけり
でした。
今日の句会で感じたことは、やっぱり勉強している人の句は自分のとは違うな、という事です。
何事も日々の勉強が一番だと改めて感じました。