エージシュート:遥かなる目標へ

ゴルフ・筋トレをメインに

遥かなる目標<エージシュート>達成に向かって。

2025年1月の俳句 「煤湯」 「初星」

2025年01月30日 | 俳句と写真

2025年1月の俳句です。

兼題は「煤湯」と「初星」でした。

私の投句は

【煤湯】

ピカピカのホーロー風呂の煤湯かな 

酒が待つ形ばかりの煤湯かな  

 

【初星】

初星や宇宙の声の語りくる

初星や静寂(しじま)を破る鐘の音

 

【自由題】

貰ったよ渡すつもりのお年玉

初日浴びまた新たなり顔のしわ 

 

どれもあまり評判が良くなかったのですが、煤湯の句は少しだけ賛同者がいました。

最高得点の句は

煤湯出づや萎れ取り去る瓶の花

 

初星を飾りて杣の灯かな

 

日当たりに蜜柑の皮の捩れけり

 

でした。

今日の句会で感じたことは、やっぱり勉強している人の句は自分のとは違うな、という事です。

何事も日々の勉強が一番だと改めて感じました。

 

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12月の俳句 クリスマス・寒昴

2024年12月29日 | 俳句と写真

先日42回目の句会が開催されました。

当初は3名でしたが、現在は5名の参加となっています。

 

12月の俳句、今回の兼題は「クリスマス」と「寒昴」でした。

私の投句は

【クリスマス】

うたたねで猫と迎える聖夜かな 

四つ切のケーキの味やクリスマス

 

【寒昴】

中学の友の顔かな寒昴

友と行く夜行列車や寒昴 

 

【自由題】

皮剥けば犬は逃げ出す蜜柑かな 

日向ぼこここはあの世か猫喋る 

 

句会で最高得点の句は

銀杏を煎りたる妻やクリスマス

松籟を囃してゐたり寒昴

流木の傷の深さや去年今年

でした。

俳句は同じ句を鑑賞しても鑑賞者それぞれで異なる解釈があるということが多々です。

解釈者は自分の人生に照らし合わせて解釈するので当然の事なんでしょう。

私は肩肘の張らない句しか作れないので、これからも自分のスタンスで細々と続けていければ良いな~と感じています。

 

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11月の俳句 初時雨・人参

2024年11月30日 | 俳句と写真

11月の俳句、兼題は「初時雨」と「人参」です。

私に投句は以下の通り。

人参は平凡過ぎてかえってどう作れば良いのか迷ってしまいました。

全然勉強していないので全く進歩がありません。

【初時雨】

樺の葉の一葉残るや初時雨

 

電線の鳥丸まれり初時雨

 

【人参】

人参の土を落として髭が出た 

 

朝採れの洗う人参美肌かな

 

【自由題】

寒稽古着飾る娘脇見する

 

凍鶴や慣れぬ着物に足取られ 

 

=================

句会で指摘されたのは

 樺の葉の一葉の一葉が少し合わない

 鳥丸まれりを丸まるやにする

 洗う人参美肌かなを人参の肌洗いけり

 足取られを足取らる

にしたらどうかという事でした。

 

 

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10月の俳句 露時雨・紅葉

2024年11月01日 | 俳句と写真

10月の俳句は兼題が「露時雨」と「紅葉」でした。

私の俳句は

【露時雨】

 

露時雨光集めてネックレス  

     

露時雨読書に浸る灯火かな

 

【紅葉】

 

白い顔紅葉を散らしスケボード

 

一飛びドローン飛ばし紅葉狩  

 

【自由題】

 

秋桜や遠くに聞こゆ山羊の声

 

コスモスや色塗り替え西の空 

 

どれももう一つの出来で句友の評価も今一。

 

今回の優秀句は

旅の宿紅葉の関となりにけり

石庭へ華やぎ添ふる初紅葉

 

奉納の千余の羅漢露時雨

 

風に問ふ木犀の香の何処より

木枯らしの平手打ちして過ぎにけり

 

となりました。

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8月の俳句 秋思・赤まんま

2024年09月02日 | 俳句と写真

8月の俳句、兼題は「秋思」と「赤まんま」でした。

私の投句は以下の6句

「秋思う」という季語が良く理解できず、苦戦しました。

 

【秋思】

後も見ず過行く背なや秋寂し

薄色に山の端染まり秋思う

 

【赤まんま】

鳩館栄枯の跡の赤まんま  

赤まんま埃まみれの道しるべ 

 

【自由題】

ジリジリと肌を焼くかな蝉の声

雨濡れて人目を引くや花卯月

 

花卯月は初夏の季語と指摘されました、今はもう晩夏。

 

 

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7月の俳句 炎昼・秋近し

2024年07月30日 | 俳句と写真

7月の俳句、兼題は「炎昼」と「秋近し」でした。

私の句は以下の通りです。

才能の欠片もないので1句作るのにも四苦八苦です。

それが6句ですから1か月間四苦八苦の連続、それでできたのがこんな変わり映えのしないものです。

まあ自分のできる範囲で分かりやすいものを作っていこうと思います。

【炎昼】

 

炎昼や芝を切り裂くゴルフ武士

 

炎昼や石の道路の影法師  

 

 

【秋近し】

 

切り過ぎの髪を惜しむや秋近し

 

秋近し坂道下る影法師 

 

【自由句】

 

西日受け向こう岸まで影法師 

 

銀輪の漕げど進まず青嵐

 

 

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6月の俳句 時鳥・露台

2024年06月29日 | 俳句と写真

6月の俳句、兼題は「時鳥」と「露台・バルコニー」でした。

私の投句は以下の6句です。

どの句も独りよがりなところが強く、また季語との間が近い句が多く反省です。

 

【兼題 露台】

 

人工の流れ星かなバルコニー

 

舟をこぐ一人将棋の露台かな  

 

【兼題 時鳥】

 

時鳥声のみ届く出会い橋

 

時鳥梢の先で鳴きにけり

 

【自由題】

 

七色の花を見せたる浴衣かな 

 

朝曇り水の渦巻く猊鼻渓

 

 

6月の優秀句は

 

里山の声を余すや時鳥   

 

でした。

 

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5月の俳句

2024年06月13日 | 俳句と写真

5月の俳句

5月の兼題は「卯の花腐し」と「青葉」でした。

私の句は以下の通りです。

「卯の花腐し」と言う言葉はこの兼題が出されるまで知りませんでした。

歳時記を開いて色々調べてようやく完成でしたが、「渦巻けり」、「さかのぼる」が季語の雰囲気に合わないとの評でした。

【兼題 卯の花腐り】

 

我が町の卯の花腐し渦巻けり  

 

側溝に卯の花腐しさかのぼる

 

【兼題 青葉】

 

青葉風笑み届けたるダンボール 

 

早起きの青葉の光鳥の声 

 

【自由題】

 

蟻地獄潜りて潜る渋谷駅 

 

紫陽花や双子運転乳母車  

 

 

まあ毎月の頭の体操です。

 

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4月の俳句

2024年05月09日 | 俳句と写真

我々句会の4月の俳句です。

今回の兼題は「蜷」 と「弥生山」でした。

私の投句は以下の6句です。

 

【兼題 弥生山】

弥生山湯気立ち昇る相模の湖             

弥生山留まり流る谷の水

 

【兼題  蜷】

お遍路の二番札所や蜷の道

赤子泣く一寸(いっすん)延びた蜷の道  

 

【自由題】

一株の山吹光る黒部峡  

満開の枝垂れ桜や池の鯉

 

最後の句は

満開の枝垂れ桜や鯉跳ねる

の方が良いとの指導。

 

今回の特選句は南山さんの

引き潮の岩の割れ目や蜷の国

でした。

 

5月の兼題は「卯の花腐し」と「青葉」です。

今回も苦労しそうです。

 

 

 

 

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3月の俳句

2024年03月31日 | 俳句と写真

3月の俳句です。

今回の兼題は「耕」と「旗」。

旗 は季語ではないので季語は自分の自由です。

私の句は以下の6句。

今回も実景を詠んだものはありません、全部自分の頭にある景色や想像を詠んだもので、どうしても訴える力が弱くなります。

 

兼題 耕

 

耕せりあぜ道の草爽爽(さわさわ)と  

 

朝ぼらけ耕す畑の土黒し           

 

兼題 旗

 

梅香るのどかに垂れた茶屋の旗

 

梅散りぬ雨に濡れたる茶屋の旗  

 

自由題

 

菜の花や親子の笑顔手をつなぐ

 

日の光菜の花畑火を噴けり

 

 

 

 

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