先日たまたま行った図書館でたまたま「猫俳句パラダイス」という本を見つけました。
内容は勿論題名通り「猫俳句」オンパレード。
世の中には猫の俳句集だけでもかなりの数が出回っているようです。
<猫の子がちょと押へるおち葉哉>
これは誰の句だと思いますか?
答えは「小林一茶」です。一茶らしい温かみが感じられます。
<猫の恋やむとき閨の朧月>
これは松尾芭蕉の句だそうです、なんとも艶っぽい。
<白き猫いまあらはれぬ青芒>
これは高浜虚子。
<黒猫のさし覗きけり青簾>
これは泉鏡花。
<葉桜や猫の足裏のほの紅く>
<欠伸猫の喉美しき冬日向> こんなのもあります。
いまテレビでも犬や猫の番組が多くあり大変人気があるようですが、昔から興味を引く動物だったようですね。
我が家のネコをもっと観察しようと思った次第です。
この猫、どんな格好しているか分かりますか?