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2010 バンディオンセ KSLカップファイナル vs ディアブロッサ高田 詳細

2010-12-25 23:58:11 | Weblog
寒風も横殴り雪も舞う、堺ナショナルトレーニングセンターのファイナル。
相手はディアブロッサ高田。
自分達の闘いをしっかり出来るチームだ。

スタ面子
GK:大毅
DF:(右)惟、(左)ケン、岩、晋里
MF:(右)拓土、(左)兄ちゃん、バギー、タクジ
FW:寺、完爾

入り方は無難に。
が、押し気味もシュートまでは持って行かれず。
風下中の風下から攻めるのもあり、CKやFKがワイヤーアクションのように押し戻される。
そんな中、足の速い前線を活発に走らせた高田が、カウンターから徐々にペースを握り、守りがルーズになった所をしっかり決めきり、先制。

残念な形での失点を許し、折り返す。

後半は肝心の入り方が×…。
いきなりユルユルの対応から失点。
なんと2点のビハインド…。
ここで前線に張っていた完爾からナベに交代。
バギーがFWに上がる。

ここからバギーが前線でキープし、2列目とサイドの攻撃が活発になる。
追撃弾はそのバギーが直接決めたもの。
切り裂くような弾丸キックが決まり、一気に追撃の気運が高まる。

兄ちゃん→西之谷

しかも風上中の風上になり、相手の足も止まりかけてきたので、攻めの場面が増えた。
同点の場面はその風が味方した。
バギーのセンターリングがフラフラっと上がると、キーパーの判断に困る位置に落下。
そこをネットに絡みながら、晋里が押し込んだ。
後は僅かな時間しか残っておらず、3連続PK戦かと思ったその時、寺の頑張りの落としをナベが豪快に蹴り込み、劇的な勝利を収めた。

総評としては、一昨日の試合と同じく、押し切らなければならない場面で後一押しできなかった。
が、決勝ラウンドに入り、「最後まで諦めない」気持ちを試合中、相手より持ち続けられていたと思う。
2点差が付いた時も、誰一人下を向かなかった。

「カップウィナーになる」
「引退選手を晴れやかに送り出す」

今年前期までは全く感じなかった気持ちのこもった闘いぶりは、間違い無く来期に繋がるだろう。
バンディオンセは今年タイトルを一つ取れた。
この誇れる結果を、聖夜じっくり味わいましょう