災害に備える（１）調整済み？ヘルメット使えますか？

微力ながら、防災のニッチなお話を書いていきます。

名古屋の街も４月の初めに三重県南部の地震でスマホが突然、非常警報。
九州の、今、大変な思いをされている方達のことが他人事ではありません。

友人、知人と顔を合わせると、防災の話になります。
ヘルメットの話、買ったとか買ってある・・・。
目にする防災グッズのリストに載っているので、準備されています。が、
よくよく聞いて見ると、『被ったことが無い』人が多い・・・


ヘルメットは事前に自分の頭に合わせて調整してください。

私は仕事柄、工事中の打ち合わせで使ったことがあるので、マイヘルメットは調整してあります。
以前、工事現場で急に呼ばれて、渡されたヘルメットが大きすぎて不安定で、足場を上がるのに返って怖かったことがあります。意識が足元に行かず　危険が増します。
・・・頭の上に本を載せて歩くような状態です。
片手でヘルメットを押さえたら意味がありません。

特に女性にはそのままでは大きすぎることがありますので、調整が必要になります。

どのメーカーのヘルメットも同じような作りです。。
下から見たところ。
①ヘアピンやバレッタは外してください。

十字の部分は浮いています（衝撃を和らげるため）
②被ってみて、頭周りの密着度を考え、後ろで調整します。
髪がぺちゃんこ・・ですが、命を守るもの。
③あごの下で留めるベルトの長さを調整します。

頭を振って　ぐらつかないように。
④あごの下のベルトは右からでも左からでも止められるようになっているものがあります。
被った時に聞き手で留めやすい方を決め、反対側を留めて置き準備しておきます。

とっさの時、頭にぴったりのサイズで、留めやすい形になっていれば、気持ちに一つ余裕はできます。
⑤保管に何重にも包まないでください。取り出しやすい事。
これを被って外に出る状況の時は、汚れ以上のことがおきているので・・・
⑥ヘルメットの前にアルファベット、後ろに漢字で名前を貼っています。
・・・安全な場所へ行ったら外すので　紛失しないために名前ぐらいはと思いますが、
名前・血液型・住所などどこまで入れるかは　それぞれです。

工事現場では、額のファンデーションがヘルメットにつくのが嫌でガーゼハンカチを中で当てていましたが、災害の時にはそれは無い・・・自問自答しています。

使わずに済むことがなによりです。