紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

心臓によくない。

2008-06-20 22:51:14 | ファミリー
 今日は中学校の英語暗唱大会(学内コンテスト)を見に行った。Kちゃんが校内の本戦に出場することになり、昨日より私も緊張気味。

 彼女は幼稚園の頃から演技もパフォーマンスも表現力も舞台度胸もあったので、舞台に登場して心臓が飛び出しそうに心配でたまらなかったのは、最初のピアノの発表会くらい。なにしろ幼児の頃から毎日、家でさまざまな自己流のパフォーマンスを繰り広げてくれた生まれながらの?倹lなのだ。発表前にも家で練習している様子もなく、それでも本番は危なげなくやってのけていたので、楽しみにしていればよかった。

 ところが今回はえらく自信なさげ。どうした?!と思っていたら「めちゃ上手い人が何人もいやはるねん・・・」。なるほど。個性的な人間が集まる学校だからな。いろんなスペシャリストが集まってるからな。それも演劇ならともかく、英語暗唱。彼女はどちらかといえば、団体の中で行動したり、団体を仕切っていったりする方が得意らしいので、孤独なピンは不慣れもあり、やりにくいのかもしれない。

 昨日まで切羽詰まった様子で練習を重ね、不安げにアドバイスを求め、気が重そうに登校したので、かなり心配になった。らしくないぞ。
 
 家事をある程度片付けていったので、ちょっと遅れて会場に入る。可哀想なくらい緊張しまくっている中学生が200~300語の英語を暗唱している、というパターンが普通なのに、なんだこりゃ?というくらい堂々とにこやかに身振り手振りでこなしている子も何人かいる。英語圏の子どもたちに、らくらく素話できそうなレベルの子もいる。圧唐ウれてしまう。そりゃKちゃん、いじけるはずやわ。

 運悪く?その「めちゃうまい」人たちの後がKちゃんの出番だった。なめらかでリズミカルで音楽のような暗唱に身振りが入り、彼女独特の低めだけどよく通る声が、オーディエンスを引き込んでいる。仁王立ちになり堂々と発語しているけれど、左手が海で揺れる海草のような動きをするので、ああ、緊張しているんだと、どきどきする。久々に心臓が止まりそうなくらい手に汗を握ったが、終了直後のあたたかな拍手喝采に、どっと安心して涙ぐみそうになる。

 彼女自身にとっては、まったく会心の出来ではなかったようで、いくつかの反省点を挙げていた。おお、意外に冷静に自分を見ながらパフォーマンスしていたんや。それは私にはとうていできん兼魔竅B

 講評と結果発表は後日となる。ベストテンに入れますように。盾ェもらえますように、ってお地蔵さんに祈っとくしな。久々心臓によくない一日が終了し、母娘でひと安心している。

追記:H先生の飛び入り暗唱、「ヌードル・タイム」こと英語版「時うどん」に爆笑で、会場、沸きました。

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