紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

四さま感謝デー

2008-01-30 23:29:55 | テレビ
 今日はえらくカウンターの上がり具合がアツいなーと不思議だったが、アクセス解析で確認してみると、予想通り『ちりとてちん』がらみ、四草つながりでやってきたビジターの方が多数いらっしゃった。

 ネットをする喜びのひとつに、自分がハマっているモノ、コト、ヒトについて、アツい語りを分かち合いたい!!とき、非常に役に立つ、というのがある。

 私が数年前、NHKの大河ドラマ『新選組!』にどっぷりとハマったとき、周囲の人たちはほぼ『新選組!』を白い目でみたり、無関心だったりして非常に孤独を覚えていた。唯一、娘を籠絡して二人で語り合うことはでき、ひとりぼっちの悲しさからは脱出したものの、「アツく語り合いたい!」という思いは募るばかり。

 そこでネットの海に漕ぎ出せば、なんと糸井重里さんの『ほぼ日』で、これでもかっ!!と1話毎に男達、女達がそれはアツく語り合い、メールで読者のやはりアツいお便りを紹介し、出演者と共に京都で過ごし、脚本を書いている作者、三谷幸喜さんよりメールでの情報提供までいただいているではありませんか! その年は私にとって読書ライフの再起も危ぶまれる程に滅入った年だったけれど、なんとも充実した『新選組!』ライフをおくることによって乗り切れた一面もあるのだ。
 
 そして今日は、巷では「リトル・ヨンさま」とウワサされることもあるクールな毒舌家、四草について、アツく語り合いたい「おねえさまがた」続出!の一日だったはずなのだ。なぜなら四草の入門時のエピソード、本名(倉沢忍)、子ども時代の家庭環境、両親について、九官鳥の「へえべえ」との出会いと深い絆、そこからの彼の成長について、たった15分足らず(いや、もっと少ない時間!)でぐわあっ!と語り尽くしているのだ。それもリトル・ヨンさまファンのツボを心憎いまでに心得たストーリーと設定で。

 また演じる加藤虎ノ介さんの表情の作り込みの繊細でうまいこと! 演技者として完璧に四草をものしているなあ。クールで毒舌なキャラで強固に自分を守っていたから、逆に子どものままの無垢でピュアな部分が、オトナになってもそのまんま彼の心の中に保存されているという、四草の相反する魅力的な部分の表現が素晴らしい。

 しかも草若師匠は弟子を導くためのきっかけを絶対逃さない。草々にも四草にも、もう本能的な勘と機を逃さないタイミングで、彼らが登って行くための足がかりをきっちりと残すのだ。これをほぼ、しぐさと表情だけで演じきる彼らのおかげで、ドラマが膨らむ、膨らむ。

 という本日、四さまファンの皆様に贈る感謝デーな『ちりとてちん』のおかげで、こちらのカウンターも一日で三桁を記録しました。ようこそのお運び、どうもありがとうございました!

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