たぶん今日がのんびりできる最終日(Kちゃんが不在の最終日)だというのに、残念ながら体調がすぐれず、半日寝て過ごした。
しかも、あろうことか夕方の1時間、地元の図書館へ未読ながら返そうと持って行った本に図書館内で読みふけってしまい、その面白さに返さないまま帰宅する、という不毛な時間を過ごした。
いや、のめりこんで読書したんだから、不毛ではないのだけれどね(苦笑)
久坂部羊のデビュー作、『廃用身』。
単行本が発行されたときから、気になってしょうがなかったけれど、ついに読みはじめてしまった。もしかして、グロい?という不安感を覆された30分の読書時間だった。いや、これから先どんなひっくり返しがあるかもしれないけど、ここまできたらついていくしかない、と腹を括る。
ところで、今日のトピックスは実はこのあと。
『ちりとてちん』で小草若を熱演した狂言師の茂山宗彦ことモッピーと、俳優の黄川田将也さんがチェコを旅する『男自転車ふたり旅~チェコ・ボヘミアの街道を行く~』というNHKの番組(総合テレビ/19時半~20時45分)を見る。これは見なきゃ、という匂いがプンプンしたのだ。
後半は残念ながら夕飯片付け手伝いのため、ちょこちょこしかみられなかったのだけれど、うん、やっぱり、これはみて大正解だった。
チェコの風景や町並みの素晴らしさはうわさ通りだったけれど、なによりもモッピーの五感を全開にした生き様(決して大げさではないと思う)と、人間に対する底抜けの信頼感が、もう!
五感を全開にしている人って、ものすごく「生きている!!」実感があるんだってことが、この人を見ていると、本当によくわかる。彼が発散しているものの熱さとか、すぐ泣いちゃうとことか、人に対する反応とか、返事や対応とかも実に真摯で直感的に的を得ている。ほんとタダモノではない。
そういう人だから、まわりにいる人たちも、みんな自然に味方につけてしまっちゃう。それを感じ取れるから彼は周りの人たちに感謝しまくりで、彼はますます人に対する信頼感を増して、彼らに対して「自分に出来ること」を真剣に考えているみたい。つまりやたら好循環なのだ。
茂山宗彦の「小草若」は、いまだに私の中で記憶が反芻される人なのだけど、いやー、本人もすごいわ。そら、あたりまえやな。えーもん、みせてもらいました。
しかも、あろうことか夕方の1時間、地元の図書館へ未読ながら返そうと持って行った本に図書館内で読みふけってしまい、その面白さに返さないまま帰宅する、という不毛な時間を過ごした。
いや、のめりこんで読書したんだから、不毛ではないのだけれどね(苦笑)
久坂部羊のデビュー作、『廃用身』。
単行本が発行されたときから、気になってしょうがなかったけれど、ついに読みはじめてしまった。もしかして、グロい?という不安感を覆された30分の読書時間だった。いや、これから先どんなひっくり返しがあるかもしれないけど、ここまできたらついていくしかない、と腹を括る。
ところで、今日のトピックスは実はこのあと。
『ちりとてちん』で小草若を熱演した狂言師の茂山宗彦ことモッピーと、俳優の黄川田将也さんがチェコを旅する『男自転車ふたり旅~チェコ・ボヘミアの街道を行く~』というNHKの番組(総合テレビ/19時半~20時45分)を見る。これは見なきゃ、という匂いがプンプンしたのだ。
後半は残念ながら夕飯片付け手伝いのため、ちょこちょこしかみられなかったのだけれど、うん、やっぱり、これはみて大正解だった。
チェコの風景や町並みの素晴らしさはうわさ通りだったけれど、なによりもモッピーの五感を全開にした生き様(決して大げさではないと思う)と、人間に対する底抜けの信頼感が、もう!
五感を全開にしている人って、ものすごく「生きている!!」実感があるんだってことが、この人を見ていると、本当によくわかる。彼が発散しているものの熱さとか、すぐ泣いちゃうとことか、人に対する反応とか、返事や対応とかも実に真摯で直感的に的を得ている。ほんとタダモノではない。
そういう人だから、まわりにいる人たちも、みんな自然に味方につけてしまっちゃう。それを感じ取れるから彼は周りの人たちに感謝しまくりで、彼はますます人に対する信頼感を増して、彼らに対して「自分に出来ること」を真剣に考えているみたい。つまりやたら好循環なのだ。
茂山宗彦の「小草若」は、いまだに私の中で記憶が反芻される人なのだけど、いやー、本人もすごいわ。そら、あたりまえやな。えーもん、みせてもらいました。
チェコは、そのおいしそうな名前とかわいいお家たち(リヒテンシュタインもこれのチロルチェコ版ってかんじでした!)が大好きな国です。
2人のおぼっちゃまな若者もものすごく捨てたモンじゃない。なんか、一昔前の貧乏旅の悲愴感やうらぶれ感がなくて、ものすごくスマートで、『若いって、男子旅って・・いいなああ』とうらやましくなりました。
そういいいながら、玉村豊男さんの『旅する人』を読んでます。これは私とほぼ時代を同じくして(も少し前かな)若き頃のヨーロッパ貧乏旅やチュニジアやアルジェリアのヒッチハイクの旅など旅満載の文庫、こっちは、まさにわが時代の悲愴かうらぶれと、それでこその何ものにも代え難い感動の旅。
・・仕事がものすごい状態にはこんなんで現実逃避が、より仕事にのめりこめる栄養剤になります。
あ~、男子はいいなあ~。体力はイノチやな~。
ウチではKちゃんにぴったりなお仕事として「旅ルメv特派員だよね~、と夫婦で盛り上がっているこの頃です♪
チェコは見た目の可愛さとは裏腹な過酷な歴史もあり(鉄条網の壁とか、ガリ版の地下出版とか)、その辺の心の抉られ方を、そして被害者意識を持たず、崇高なまでに淡々とした気高い時代の体験者にあの若い二人が見事に感応して、つくづく語る様子も素晴らしかったですよね!