前回の「外野フライ その1」の続きです。
では、おさらい
・半身で構えてスタートして、素早くボール落下地点に向かう。
・ボールから目をききらない。
・捕球できる状況に入ったら大きな声で捕球の意思を他の選手に示す。
・可能(捕球の余裕)であればおでこから顔の前で捕球できるような態勢に入る。
・捕球時は腕が伸び切った姿勢で捕球しない。
・グローブで捕球したら逆の手(右投げであれば右手)でグルーブからボールが出ないようにフォローする。
次に捕球時の気を付ける点です。
ボールを捕球する所は、おでこ付近から顔の前あたりです。
角度であれば40~50°くらいの角度が一番捕球しやすいと思います。
更に、腕が伸び切っていたら風の影響や不意なバランスを崩した際、咄嗟の動きができないため、少し腕が曲がった程度での捕球がベストです。
最後に、グローブで捕球し終わってもボールの回転やグローブの状況によってグローブからボールが出てしまう事もあります。
その捕球したボールをグローブから出さないために、右投げであれば右手でしっかりグローブに蓋をしてガッチリ捕球しましょう。
では飛球の追い方を簡単に説明します。
そして、広く動く場合の追い方です。
外野フライを捕球するためには、最初の一歩目のスタートが非常に重要になってきます。
・打球の方向を確認したら素早く一歩目を踏み出す。
・低い姿勢のまま落下地点までダッシュ。
・打球の軌道に合わせてグローブを出し捕球する。
あと、最後に「これは駄目だよ」と教えた事。
『グローブを出したままボールを追っかける事』
これをやってしまうと、全力ダッシュなんかできませんし、自分のグローブで視界をさえぎることにもなるのでミスしやすくなります。
選手には「運動会で腕を前に出して走る?走らないよね。素早く早く走るんだから、グローブは前に出さないで走ろう!」
と指導させて頂きました。おかげさまで、終わる頃には全員出来ていました。
落下地点に入るまではとにかく全力疾走、落下地点に入ってからタイミングよくグローブを差し出しましょう。
まだまだ、書き足りない…
続きは、その3で!