なんだかんだで、第三段です。
当初、3部作になるとは思っていなかったが、書きだすと色々思い出してきました。
今回で完結編です。
前回のやってはいけない捕球方法で"グローブを出して走らない"を説明しました。
今回のもう一つの"ボールに正対しながら後ろに下がってしまう"を説明します。
いわゆる"電車バック"なんで揶揄します。
こちらも移動するスピードが遅くなりますし、正しい捕球姿勢をとることも難しくなってしまいます。
中々高度な技にはなりますが、自分より後方の打球は、先に説明したように半身でボールから目線を外さないようにバックして捕球したいです。
最後に、RegもJrもですが、練習中のフライに対して無難に2バンドや3バンドで捕球する傾向にあります。
外野を守る選手は、練習の時からノーバウンドで捕球するこ事を約束事にしてチャレンジするべきだと思います。
練習でできないのだから、試合で捕球できるわけないです。
どんどんチャレンジして「あ~この高さは無理だな」とか「このライナーは行ける!」とかを学習して試合に活かして欲しいです。
少年野球の子供たちに外野フライの落下点を予測することは至難の技かもしれません。
だからこそ、できるだけ多くの外野ノックを受けて、フライを捕球する経験を重ねる必要があります。
難しい物理の計算式なんか知らなくても、何度も何度もフライを追いかけることで、人間は飛んでくるボールの落下点を予測出来るようになると思います。
要は場数をこなすしか、特効薬はないと思います。
しかし、外野フライは前のブログで記載した通り、ノッカーにも結構 高度な技術を要します。
今回は初歩の練習ですので、以下の内容で練習をしました。
まず、最初はノックバットを使いません。手で上げて模擬フライを行います。
またフライを捕る事を教えるのでなく、まずはグローブに当てればOKの練習です。
だから捕球できなくても、今の段階ではOKで、捕球できるのであれば捕球してもOKです。
最初は正面の低いフライです。次は正面の高いフライに挑戦させます。
最後は移動しながら目をきらない捕球の練習です。
私の「ゴー!」と同時に、左側へ全力でダッシュさせます。
私は選手が捕球できるか否かのギリギリにボールを投げて、選手に走りながらの捕球をさせます。
目をきらない捕球方法と、ギリギリで捕球(駄目でも絶対にグローブを出して捕球する意思を見せる)する技術を身に付ける事です。
先に述べたように、外野フライはとにかく回数をこなすしかありません。
自主練習もできないので、中々一人では難しいですが、キャッチボールから意識して行っていき、是非試合で外野フライを捕球して欲しいです。