スナップスロー

2020年09月20日 05時46分08秒 | 少年野球

今回は内野手を目指すのであれば、是非ともマスターして欲しい技術の"スナップスロー"について書かせて頂きます。

前に書かせて頂いたスローイングについて若干掘り下げて説明させて頂きます。

 

まず、スナップスローについて私のわかる範囲で説明させて頂きます。

字を読んでスナップ=手首と思っている方もおられると思います。

これは間違いでスナップとは簡単言えば最短(最小動作)で送球する動作のです。

本来、ボールを投げる際には下半身と上半身を使いしっかりテイクバックをして送球しますが、スナップスローは足を上げる動作やテイクバックを省き、トップを作ってそのまま素早く投げる送球のことです。

では、このスナップスローはいつ使うのでしょうか?

前に「クイック」で書かせて頂きましたが

①バックホームの送球

②ダブルプレーでの送球

先に述べましたように、このスナップスローが出来なければ内野手はできません。

では、このスナップスローの投げ方を簡単に説明します。

 

スナップスローを簡単に説明すると素早く尚且つ正確に投げる必要があります。

投球動作のテイクバックは行いません。

また通常の送球は肩の入れ替え(右投げは送球前は左肩が前で送球後は右肩が前と入れ替わる事)が発生しますが、スナップスローはほとんど入れ替わりません。

肘から先で送球するイメージです。

肘を支点にして回し、素早くボールをリリースする感覚です。

一番近いのはキャッチャーの二盗送球動作に似ています。

また、腕を振り切らない事です。(大きなフォロースルーを行わない)

トップの位置から少しだけ腕を振るイメージで送球して下さい。

 

スナップスローというのは野球人として、必ず身につけて頂きたいプレイです。

特に学童野球・中学生ではこのスナップスローが出来る出来ないではスローイングの精度に大きく差が開いてくるものだと思います。

是非ともスナップスローを習得して、スローイングそしてピッチング、バッティングのレベルアップへと繋げて下さい。



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